FacebookがInstagramの買収を発表した。そして、Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏が米国時間4月9日にFacebookがInstagramを「完全に」取り込んでしまうようなことはないと約束したにもかかわらず、プライバシーに対する新たな懸念が既に生まれている。 アメリカ自由人権協会(ACLU)北カリフォルニア支部の弁護士を務めるChris Conley氏は「懸念の1つとして、相手がFacebookだという点を挙げることができる」と述べ、「プライバシーと、ユーザーによる選択の尊重に対する同社のこれまでの姿勢は玉石混交であった」と続けた。 Facebookのこういった姿勢には、ユーザーアカウントのデフォルト設定を何度も変更し、ユーザーデータをより幅広い範囲に公開するようにしていったことも含まれている。この件については、プライバシー擁護団