2008/11/27 マイクロソフトは11月27日、同社のセキュリティに関する取り組み「Trustworthy Computing」についての説明会を開催した。チーフセキュリティアドバイザー、高橋正和氏は「従来の技術を中心としたセキュリティから、安心・安全という広義のセキュリティへと位置付けが変わってきている」と述べ、確実な認証やそれに基づくアクセス制御といった技術に裏付けられた「エンドツーエンドのトラスト(信頼)」が必要になるだろうと指摘した。 高橋氏はまず、設計・開発時からセキュリティに留意するアプローチ「Security Development Lifecycle(SDL)」に基づいて開発されたWindows Vistaは、Windows XPに比べると公表された脆弱性が半分近くにまで減っていること、そしてサイバークリーンセンター(CCC)を軸としたボット対策プロジェクトによって、日