厚生労働省は3月25日、「2008年賃金構造基本統計調査(全国)」を発表。性、年齢階級、産業、雇用形態などごとに賃金を調査した。 「期間を定めずに雇われている労働者」「1カ月を超える期間を定めて雇われている労働者」「日々または1カ月以内の期間を定めて雇われている労働者のうち、4月及び5月にそれぞれ18日以上雇用された労働者」のいずれかに該当する人を常用労働者とし、さらに常用労働者を「一般労働者」と「短時間労働者」(同一事業所の一般労働者より1日の所定労働時間が短い、または1日の所定労働時間が同じでも1週間の所定労働日数が少ない労働者)に分けて賃金を調査した。 一般労働者の平均賃金は月額29万9100円 一般労働者の平均賃金は月額29万9100円(平均年齢40.9歳、平均勤続11.6年)、3年連続で減少しており、1998年以来10年ぶりに30万円を割った。男女別に見ると男性が33万3700円