1月13日、米国株式市場は大幅反落した。原油安や米企業収益への懸念から売られ、S&P総合500種が終値で昨年9月以来の安値を付けた。ニューヨーク証券取引所で7日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid) [ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国株式市場は大幅反落した。原油安や米企業収益への懸念から売られ、S&P総合500種は1900を割り込み、終値で昨年9月以来の安値を付けた。 アジアの取引時間に発表された中国の12月貿易統計は市場で予想されていたほど落ち込まなかった。このため中国の景気に対する懸念が後退して原油価格が上昇し、米国株も高く始まった。 しかし、その後原油価格が伸び悩むと米国株も売り優勢に転じた。結局、S&P500種のセクター別指数は10業種全てが下げて終わった。 ウェッドブッシュ・セキュリティーズの株式取引マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏