1日に亡くなった漫画家、鳥山明さんとともに「週刊少年ジャンプ」の全盛期を支えた漫画家が江口寿史さん(67)だった。2人は同学年。表現こそ違えど、ともに「絵」で漫画を改革した。江口さんは「早過ぎじゃんかよ。あまりに突然で、ショックが大きいです。鳥山さんご本人が一番悔しいと思う」と悼んだ。 ジャンプ全盛期 読者人気に「悔しかった」 鳥山さんは1955年4月生まれ。江口さんは56年3月。週刊少年ジャンプでは、同時期に連載を持っていた。江口さんの方がデビューは1年早かった。鳥山さんは80年から「Dr.スランプ」を連載し、江口さんが81年に「ストップ!!ひばりくん!」の連載を開始した。「それから彼の存在は、人気の面で常に意識していました」 週刊少年ジャンプの読者アンケート。鳥山さんが常に1位で、「それが悔しかった」と振り返る。江口さんが「ストップ!!ひばりくん!」で久しぶりに1位を奪還したときは、「