更新日:8月24日10時46分
大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の運営会社「ユー・エス・ジェイ」の所有者が、変わる可能性が出てきた。いまは米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が大株主だが、米メディア大手コムキャストに株式の一部を売る交渉をしていることが16日わかった。交渉がまとまれば、運営会社の東京証券取引所への再上場が当面見送りになる可能性もある。 USJのいまの営業体制や、沖縄県の新テーマパーク建設計画については大きな影響がない見通しだ。運営会社の広報は買収交渉については「コメントできない」としている。 GSは売却交渉に入ったことを認めている。米経済紙ウォールストリート・ジャーナル電子版も15日に報じていて、運営会社の評価額は60億ドル(約7200億円)とみられる。コムキャストは傘下の「NBCユニバーサル」を通じて、GSなどから過半数の株式取得に向けて交渉しているという。 NBCは米国内でユニバ
ようこそ、魔法界へ――。人気映画「ハリー・ポッター」の世界が楽しめる新エリアが15日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)にオープンした。開門前にはすでに約3千人が行列をつくる人気ぶり。USJも魔法の世界を満喫してもらおうと、特別の「おもてなし」を用意した。 午前7時半。魔法使いの住む「ホグズミード村」の門の前で、USJ運営会社のグレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)や、主人公ハリーのライバル役を務めた俳優ら2人が魔法の杖を振り上げると、白い煙の向こうに村の住人らを演じる「クルー」が登場。待ちわびて駆け込むように村の門をくぐる来園者たちを迎え入れた。 USJは、ハリー・ポッターへの来園者の相手をするクルーの教育に特に力を入れた。魔法界という非日常を演出するには、クルーの立ち振る舞いが重要だと考えたからだ。ハリー・ポッターのために1千人を新たに採用。事前に5時間かけて映
お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(50)が監督した映画「R100」が想像を絶する大コケとなり、製作した吉本興業の社内が大混乱に陥っているという。様々なテコ入れも図られてはいるようだが、どれもこれも効果はイマイチ。アイドルグループ「NMB48」による観賞会にも批判的な目が向けられ、不振の原因はこうした「プロモーションの戦略ミス」との見方も浮上している。 「R100」は今月5日に公開されたが、最も観客動員が期待できるはずの初日から館内は空席だらけ。公開から2日間の興行収入は5282万円。これは前作の「さや侍」と比べても約4割程度の数字だった。 「この映画の公開スクリーン数は全国で223。かなり規模が大きい作品なのに、2日間で興収5000万円台というのは異常ともいえる不入り。最終的に興収2億円に届くかどうか。大惨敗ですよ」(映画関係者) 映画館はガラガラで、1回の上映で10人も入ってい
映画「SAVE THE CLUB NOON」の一場面摘発されたクラブNOONで開かれた試写会で「感無量です」と話す宮本監督(左)と佐伯プロデューサー=9月30日、大阪市北区 【阿久沢悦子】ミュージシャンたちがダンス規制への思いを語るドキュメンタリー映画「SAVE THE CLUB NOON」が完成した。大阪市のクラブ「NOON(ヌーン)」が風俗営業法違反(無許可営業)の疑いで昨年4月に摘発されたのを受け、30代の監督とプロデューサーが抗議の意を込めて作った。 トピックス「ダンス規制を考える」 ハナレグミの永積タカシさんが「踊ることって言葉よりも前にある悲鳴のようなもの」と語れば、いとうせいこうさんは「踊ったらいけない、ってこと自体がおかしな話なんで」と投げかける。昨年7月、大阪・心斎橋のライブバーで開かれたNOON支援ライブに合わせて撮影。路上やライブハウスで30組のミュージシャンが語
無許可で客にダンスをさせたとして、大阪府警に風営法違反容疑で摘発された大阪市北区のクラブ「NOON(ヌーン)」の復活を熱望するカメラマンらが、同法改正を求めるライブのドキュメンタリー映画を制作した。風営法のダンス規制が社会問題化する中、「クラブのダンス規制は時代にそぐわない」との熱い思いを込めた作品で、今秋の公開を目指している。 NOONは、人気音楽バンド「EGO-WRAPPIN’(エゴラッピン)」らも出演するなど関西の有名クラブとして知られる。しかし、客にダンスをさせながら風俗営業の許可を得ていなかったとして、昨年4月4日夜に摘発され、閉業。経営者は逮捕・起訴され、現在は別の経営者がカフェとして営業している。 摘発を受け、同クラブに縁のある音楽家らが昨年7月、風営法の規制対象からダンスを外し、同クラブの再開を訴える4日間のライブを大阪・ミナミで開催。タレントのいとうせいこうさんら約100
関西の電鉄各社が映画やテレビのロケ誘致を活発化させている。阪急電鉄今津線を舞台にした映画「阪急電車 片道15分の奇跡」が、興行収入11億円超のヒット作になったのにあやかり、知名度アップで沿線の活性化を狙う。各社とも独自に専門部署を設立するだけでなく、スクラムを組んで関西でのロケ地の囲い込みを図る動きも出てきた。 阪神電気鉄道は、ロケ地を有料で提供する「阪神ロケーションサービス事務局」を9月末に設立。第1弾として、10月中旬に関西の制作会社を対象に、大阪・西梅田の「ビルボードライブ大阪」、明治34年完成の「尼崎レンガ倉庫」といったロケ候補地を紹介するツアーを開催し、問い合わせが数件寄せられている。 阪神電鉄以外にも、JR西日本が同様の部門を平成16年、南海電気鉄道が17年、近畿日本鉄道が今年4月にそれぞれ設立し、ロケ誘致の本格的な事業化に乗り出している。 近鉄は今秋までの約半年間で、当初の年
10周年を記念したショー「ドリームズ・アー・ユニバーサル」に参加するマスコットたち=28日午後、大阪市此花区のUSJ、小玉重隆撮影10周年を機に作られた、セサミストリートの仲間で、USJのオリジナルキャラクター「モッピー」 映画を題材にした大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が3月末で10周年を迎える。市の第三セクターによる経営で開業当初は苦戦したが、米国出身の社長ら新体制になってから赤字体質を脱却、東京ディズニーリゾートに次ぐテーマパークの地位を確立した。今後はアジアなど海外客をどれだけ増やせるかが課題だ。 10周年記念の新しいショーなどが28日、先行して公開された。「パーク史上最大、最高のハッピー・サプライズ!」がテーマ。3日から約1年間、キャラクターやダンサーら総勢約100人によるミュージカル調の屋外ショー「ドリームズ・アー・ユニバーサル」や「1
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