全国の小学生が「未来にあったらいいな」と思うアイデアを競うホンダ主催のコンテストで、「食べるだけで病気を治すハンバーガー」が最優秀賞に輝いた。チーズバーガーが大好きな10歳の少年の着想にヒントになったのは……。 「子どもアイディアコンテスト」は、夢を抱き、挑戦することの素晴らしさを感じてもらおうと、同社が2002年から開く。今年は6309作品の応募があった。子どもたちはアイデアを絵に描いて応募。一次審査を通過した子どもが立体作品作りに挑んだ。 高学年の部で頂点に立ったのは、三重県桑名市立多度中小学校5年の大橋涼太さん(10)の「食べて病気を治すハンバガンバ!」。 ハンバーガー形のロボットで、パン形のカメラやレタス形の丸ノコギリ、ハンバーグ形の移植肉、チーズ形のばんそうこうなどからなっている。丸ノコで悪い部位を切り取り、肉を移植したり、ばんそうこうをはったりする。直径約50センチの拡大模型は