「薬タダやからもらったる」「ジェネリック?高い方にして」あきれた医療費無料の実態 産経新聞 7月15日(日)11時37分配信 生活保護費の約5割を占める医療扶助費をめぐり、看護師や薬剤師らに憤りが広がっている。医療関係者から本紙に寄せられた意見の中でも、不要な治療を求めたり、安価な後発(ジェネリック)医薬品を拒否したりする受給者への怒りや疑問が大半だ。一方で、過剰な医療や投薬をする医療機関側の問題点を指摘する声も少なくなく、「全額公費負担」の見直しを求める声が多数を占めている。 【グラフで見る】生活保護、にじむ不公平感…「不正を容認」返還義務なし ■「もらってあげる」 「風邪薬や湿布薬を近所に配ると喜ばれる。だから『生活保護を受けると薬がタダになるから、もらってきてあげる』と近所の人に言っている」 大阪市内の精神科病院に勤める50代の看護師の女性は、通院する高齢の受給者の話に耳を疑