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大学の三年生ゼミは「草食系男子」について。 先般、四年生のゼミでも同じ主題が取り上げられたので、彼女たちからするとかなり喫緊の課題のようである。 発表後とりあえず全員に聞き取り調査をして、「あなたが知っている草食系の実像」についてご報告をうかがう。 いや、聞いてびっくり。 ゼミ生のほとんどの彼氏が「草食系」なのである。 特徴は すぐ泣く。 拗ねる。 「どうせぼくなんか・・・」といじける。 かわいこぶる(齧歯類系の「かわいさ」を演じるのが上手) メールに顔文字をたくさん使う。 優柔不断で、「何食べる?」「どこ行く?」といった質問に即答できない。 化粧品にうるさい。 肌を美白に保つことに熱心。 ヘア命(ヘアセットができてない姿を見られると、スッピンの女性のように身もだえするらしい) 家族と親密。 などなど。 こういう男子が20代に大量に存在しているらしい。 ううむ、そういうことになっているとは
残念なことに日本社会では理知的でフラットな議論は相手を選ばないとできない。そしてブログは公開する相手を選べない。Webがそういう同調圧力を飛び越えて個を確立するツールとなることを期待してはいるが、今のところ日本語圏ではネット上に別の世間をつくって新たな同調圧力を増幅させているかにみえる。 例えば日本語のブログで或る予算の使い途について課題を整理しつつ建設的な提案をしても「このエントリーを財務省が読んだら仕込んでいる政策玉に予算が下りない」とか勝手に慌てて国会議員に報告がいき、取引先のお偉方から勤務先の役員に「こんなことを書く社員を放置していると、御社はこの案件から外されますよ」とか丁寧にご注進して下さる。それが日本的ムラ社会の現実だ。 たまたま話の分かる役員なら「ちゃんと個人的な意見と断っているし、正しい当たり前のことしか書いてないじゃん」で済むとして、普通の日本企業じゃ「正しいか否かの問
テレビを見てたら、多くの企業がリーマンショック後の不況をなんとか乗り切るため、血のにじむような工夫をしてると紹介してた。 トーンとしては「みんなで我慢してこの苦境を乗り切りましょう!」って感じだった。 無駄遣いや使い捨てになれた現代生活を反省して、「もったいない」精神の生きていた“古き良き時代に皆で戻ろう!”みたいなノスタルジックな番組だったよ。 きっと戦争中に行われた「欲しがりません! 勝つまでは!」ってキャンペーンってこんな感じだったんだろうなと思わせられた。 一部、内容を紹介すると・・ オフィスの蛍光灯を一部外して電気代を浮かし、 しかも外した蛍光管は保管して、使ってる蛍光灯が壊れた時は(新しいのを買わずに)そこから補充するとか。 社内での連絡便のために使う封筒も、破れてもセロハンテープで修理して長く使うとか。 社内の文具置き場には貸出票がおいてあって、はさみとかテープとかそこから“
http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d8c7.html大阪大学の大竹文雄教授が、1年ほど前の週刊東洋経済に寄稿していらっしゃった(面白かったのでとっておいた)のですが、ちょっと要約します++++++++++++++++++++市場競争とセーフティネットという、経済学者が考える標準的な組み合わせは、日本人の常識ではないようだ。「貧富の格差が生じるとしても、自由な市場経済で多くの人はより良くなる」という考え方にあなたは賛成するだろうか。PEW研究センターと言う米国の調査機関が2007年に各国で意識調査をしている。 日本では49%しか、この質問に賛成していない。米国 70% カナダ 71% スウェーデン 71% イギリス 72% 韓国 72% イタリア 73% 中国 75% スペイン 67% ドイツ 65% フランス 56% ロシア
“はてな匿名ダイアリー”は名前は隠すけれども、名前以外は何も隠してくれない。 むしろあけすけに暴露する。 俺はこいつとか、 http://anond.hatelabo.jp/20090213024442 こいつとか、 http://anond.hatelab.. 個人ニュースサイトを有難がってる情弱に攻撃されたって痛くも痒くもねえよ。 オタクが攻撃されたときのパターン http://anond.hatelabo.jp/20090308152436 以前から私は、“はてな匿名ダイアリー”はどこか危ういサービスだなと思って手をつけないようにしていたが、上の4つのエントリを並べてみて、やっぱりこれは危ないと結論づけることにした。名前(id)は隠してくれるけれど、それ以外の自意識やら執着やらパーソナリティやらがダダ漏れになりすぎる。「はてなで言うなら、id:○○みたいなやつ」といった形で、誰が書い
http://anond.hatelabo.jp/20090308152436 ちょっと前にゲーム業界で働く友人と日本でゲーム性の高い洋ゲーが売れないのは何故だろうねぇ? ということを飲みながら話をしてたときに友人がいったのが、 「日本人はゲーム性なんか求めてないから、求めてるのはキャラクター性」 つまるとこキャラクター性がないから洋ゲーは売れないと。 音楽もそうだよな。重要なのは音楽性じゃなくてキャラクター性。 リア充は、羞恥心みたいなキャラクター性、オタクは、初音ミクみたいなキャラクター性で音楽を買う。 中田ヤスタカのcapsuleは売れないけど、Perfumeは売れる。 その差はやっぱりキャラクター性がたってるかたってないか。音楽性は求めてないの。 小説だってライトノベルが流行して売れるのはキャラクター性があるから。 アニメでもヒットするのはストーリーよりもキャラクターに魅力があるか
『よりみちパン!セ』(よく間違えて『よりぬきパン!セ』と言ってる人を見かけます)の新刊です。パン!セのシリーズはよく買うのですが、たまーにピンポイントで献本いただきます。この本は「読みたい。でも……」とためらっているところに届きました。 この本は、まず著者の千木良さんが自分の母親に処女喪失についてインタビューするところから始まります。そして処女を失った人へのインタビュー、処女の人へのインタビュー、男性へのインタビューへと進んでいく。お母さんへの二度目のインタビューもあり、おばあちゃんへのインタビューもあって、千木良さん自身の処女喪失も語られていて、このへんのことはすごく面白い。 構成もいいし、千木良さんの文章はやさしく、偏見がなくて、デリケートな問題を扱うがゆえの思いやりや苦悩も垣間見えたりしてとてもいいと思うのですが、そういう問題じゃなくて、この本、私にはとってもしんどくて、なかなか読み
非正規労働者の雇用問題の影響で最近下火になったものの、一時期「日本の若者の意欲が減退している」という指摘が相次いでいた。 →消費社会における若者の労働意欲(http://benesse.jp/berd/center/open/berd/backnumber/2008_13/fea_uchida_01.html) 資本主義社会ならぬエロ本主義社会のもとでは、適切にエロが配分されることが社会が進歩する上で欠かせない。「努力し、成功を収めた者がモテて適切なエロを受け取ることができる」、そんな流れがあるからこそエロ本主義社会は発展する。特に金銭的な価値感が否定されがちな日本では、資本主義ではなくエロ本主義こそが戦後の経済成長を支えてきたと言っても過言ではない。だからこそヨーロッパのように「努力がエロにつながりがたいストイックな社会」を凌駕できたのだ。 しかし今、エロ本主義社会が崩壊しつつある。動画
「夢の扉」というテレビ番組に、東大でロボットを作っている研究室が取り上げられていた。 手足と頭のついた、本物の「メイドロボット」作っていた。東大なのに。 シンプルな問題を複雑に解く メイドロボットは、人よりももう一回り大きなサイズで、二本の腕と、車輪と頭がついている。 部屋の中にある家具をあらかじめ登録しておくことが必要で、室内の家具の位置を認識して、 ロボットアームモップを持って、部屋を掃除することができる。 部屋を掃除するロボットの動作は極めて複雑で、バックグラウンドに投入された技術はすごいのだろうけれど、 発想自体は単純。「発想」というものは、「洗濯をする機械を作る」という問題を、 「水を攪拌する機械を発明する」と言い換えることであって、 自立して動く掃除機ならば、もう何年も前に市販されていて、お掃除ロボット「ルンバ」のパチモノなら、 今はもう、ホームセンターで2 万円しない。 東大
忘年会後に、友人がボーイズバーなる所に行こうと誘ってきた。彼曰く「ボーイズバーはホストみたいな店員がいるバーで、キャバ嬢なんかが店員を目当にいっぱい来るから、女の子をゲットできる」ということらしい。店に着いて中を見渡すと、ホスト系の男(店員)が5〜7人、ケバい女の子客12〜15人、一般の男性客3人程度が入っていて結構盛り上がっていた。ホストの友人などがいない自分にとっては、店員のコミュニケーションスキルが凄く新鮮だったので覚書。 彼らの話し方は、普段オレが使っているものとはカナリ異質だった。 ノリが良い、すごくノリが良いんだ。おそらく戦略的に。 もう少し具体的に行動レベルに落として書いてみる。 喋りの形 基本的にはボケとツッコミの世界(店員が7割りボケ、3割ツッコミ) ボケ、ツッコミ、声かけ、の時は店員の声が大きくてハッキリしている 例え間違っていても言い切る形で話すので自信がありそでドッ
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