東京都内に多い画廊・ギャラリーの売り上げが伸びている。一般社団法人のアート東京(東京・港)がまとめた2019年の国内美術品市場規模によると、画廊・ギャラリーでの販売額は982億円と前年比34%増えた。比較的余裕のある30~40歳代の会社員らが現代アートを趣味として楽しみ始めているという。市場全体は5%増の2
覚醒剤を絵画が描かれた板に練り込んで中部空港に密輸したとして、会社員2人が逮捕されました。絵画に練り込む手口の摘発は全国で初めてで、覚醒剤を取り出すには特殊な技術が必要なことから、警察と税関は大がかりな密売組織が関わっているとみて調べています。調べに対し2人は容疑を否認しているということです。 去年11月、イギリスから中部空港に届いた絵画に、覚醒剤550グラム余り、末端の密売価格で3300万円相当が練り込まれているのが見つかり、密輸に関わったとして、東京 江戸川区の会社員、尾形哲央容疑者(46)ら2人が覚醒剤取締法違反などの疑いで23日までに逮捕されました。 覚醒剤を絵画に練り込む手口の摘発は全国で初めてで、名古屋税関は、23日、絵画のレプリカと取り出された覚醒剤を公開しました。 覚醒剤は、海の情景が描かれた縦40センチ、横60センチのプラスチック製の板に練り込まれていて、X線検査では見つ
あいトリ補助金問題で浮き彫りになった「萎縮効果」。弁護士・水野祐に課題を聞く文化庁が、「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を減額して交付する決定を下し、大きな注目を集めている。しかしながら、「不交付」に至った経緯などは依然として謎のままだ。残された課題とは何か? 文化庁 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を、「不交付」としたのが2019年9月のこと。ここから半年を経て、文化庁は態度を一転させ「減額しての交付」を決めた。SNSでは交付決定について前向きにとらえる声も上がるが、「不交付」とした経緯は依然不明瞭であり、減額での交付には「手打ち感」がある。 今回の交付で浮き彫りになったものとは何か? 「あいちトリエンナーレ2019」から生まれた「あいち宣言(プロトコル)」にも関わり、Arts and Law理事として芸術家の支援にも長く携わって
文化庁が国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を一部減額して愛知県に支給することについて、大村秀章知事は23日に臨時記者会見を開き「感想はない。協議を行い、こういうかたちで折り合った」と述べた。全額不交付の場合に検討していた法的手段は見送る。芸
黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 愛知県の大村秀章知事は23日夕、文化庁による国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金支給決定を受けて県庁で臨時の記者会見を開き「一連の経過についてはご心配を掛けた」と文化庁に伝えたことを明らかにした。昨年9月の全額不交付決定の際には「裁判で争う」と対決姿勢を鮮明にしていたが、実利を重視して矛を収めた形だ。 大村知事によると、文化庁側との協議の際に、企画展「表現の不自由展・その後」を巡る懸念を事前に報告しなかった点を謝罪。3月19日付で「県として文化庁に申告しなかったのは遺憾」とする意見書を文化庁に提出した。
文化庁、あいちトリエンナーレ2019の補助金を交付へ。7800万円から6600万円に減額文化庁が不交付とした「あいちトリエンナーレ2019」への補助金に関し、減額して交付する方針となった。NHKが伝えた。 文化庁 文化庁は、不交付としていた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金に関し、決定を見直して交付する方針を固めた。 NHKによると、文化庁は補助金を6600万円に減額して交付する予定だという。 この補助金について、文化庁は「あいちトリエンナーレ2019」におけるいち企画「表現の不自由展・その後」の内容を受け、「事前の申請内容が不十分」だったとして補助金約7800万円の不交付を決定。「不自由展」展示再開の方針が示された9月25日の翌日のことだった。 >>まとめ:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止にまつわるタイムライン この不交付については、美術評論家連盟や
「あいちトリエンナーレ」における国際現代美術展開催事業については,「文化資源活用推進事業」の補助金に関し,交付決定することとしましたので,下記のとおり発表します。 標記補助金については,補助金適正化法第6条等に基づき,交付決定する(交付決定額6,661万9千円)。 【理由】 補助金申請者である愛知県から,令和元年10月24日に文化庁に対し,令和元年9月26日の不交付決定に対する不服申出があり,その後,文化庁は,愛知県に不服申出の理由に関する照会を行ってきましたが,その結果,詳細な事実経過が明らかとなりました(別添「参考:事実関係」参照)。 このような事実経過を踏まえ,令和2年3月19日付けで,愛知県から意見書が提出されました。同意見書において,愛知県から,文化庁に対し,不交付理由に関して,補助金の申請を行った令和元年5月30日よりも前の段階から,来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営
慰安婦を象徴する少女像など、一部の展示が中止された愛知県の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」への補助金について、文化庁は全額不交付とした決定を見直し、減額して交付することを決めました。 去年、愛知県で開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、「表現の不自由」をテーマにした企画展で、慰安婦を象徴する少女像や天皇をコラージュした作品などに抗議が集まり、展示が一時中止されました。 文化庁は、この芸術祭への補助金およそ7800万円について、愛知県側が会場の安全などを脅かすような重大な事実を認識しながら申告しなかったなど手続きに不備があったとして、去年9月、全額不交付にする決定をしました。 これに対して愛知県側は、補助金適正化法に基づき文化庁に不服を申し出ましたが、審査の中で愛知県側は、展示会場の安全性などに懸念がありながら事前に報告しなかったことは遺憾だったと認め、それにかかった経費などを減
押谷教授(クラスター対策班)のこのスライドは、「第二派」を迎え撃つクラスター対策の現状を理解する上で必読。 いわば「クラスター対策2.0」。 一番のポイントは、「見えないクラスター」は若年層(生物学的理由)だけでなく、社会的理由でも発生することだろう。https://t.co/EbBmQOJ5xB pic.twitter.com/wCwtebjGwp — 吉峯耕平(「カンママル」撲滅委員会) (@kyoshimine) March 31, 2020 4/2朝時点の私の(素人なりの)全体見通しです。 極めて厳しい状況です。クラスター対策はなお進行中であ、続けるべきですが、いくつか穴があいているようです(いました) ①海外流入の検疫体制不備 ②夜の街クラスター ③医療体制の再構築(軽症者の処遇) ④保健所のリソースの限界 ⑤検査の遅れ pic.twitter.com/szByiTwxCa —
長引く新型コロナ。公的機関は文化支援を美術館や博物館の休館や、アートフェア・アートオークションの開催中止や延期など、経済面においても世界のアート業界に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。各国ではどのような公共支援が実施されているのかを参照しながら、今後日本ではどのように公的機関が支援をしていくべきなのか。Arts and Lawファウンダーで文化政策実務家・研究者の作田知樹に話を聞いた。 コロナウイルスの影響で閉館中の東京国立博物館 長引く新型コロナウイルスの影響により、各国の美術館や博物館の休館や、アートフェア・アートオークションの開催中止や延期などが続いている。アーティストやフリーランサーの収入減を含めた経済的影響も大きくなるなか、各国の公的機関はどのような支援を行っているのだろうか? まず、イギリスのアーツ・カウンシル・イングランドでは「今後3ヶ月間の最優先事項は、アート、博物
絵を描くのが好き」「物作りが好き」という人は、一度は美大進学を夢見たことがあるのではないだろうか。美術学部や芸術学部ではどんなことを学ぶのか。日本を代表するアーティストで、東京藝術大学美術学部の日比野克彦教授に聞いた。(野口涼) 長い目でアートと向き合う ――美大生は卒業しても「食べていけない」というのは本当ですか? ありがちな誤解が、「天才作家は大きな展覧会を開き、作品が画廊で高額で販売される。それ以外の作家は、食べていくのが大変」というものです。 「美大なんて行って何の意味があるんだ」という言い方もされがちですが、それも誤解です。 日本中に美術館がありますが、学芸員のポストはどんどん生まれているわけでなく、誰かが辞めないと空きません。公立美術館だとなおさらです。教員も、今は少子化の影響で減っています。 ただ、美大で学ぶ多くの学生たちが、就職を第一目標としているかというと、そうとも言えま
宮城県美術館で開かれている「特集:小林正人」(2020年4月5日まで)は、同館が所蔵する小林正人さん(1957年生まれ)の作品「Unnamed #2」を核に、寄託中の初期作品と近作を合わせた計6点で構成される小企画展だ。画家の歩みを点描的に示すと共に、30年を超える作家とキュレーター、ギャラリストたちの「並走」の軌跡を思い起こさせる。 初期作品 まず展示されているのが、東日本大震災後に寄託されて以来、展示したことのなかった東京芸術大学時代の作品2点だ。横たわる人物像を描いた「Painting 3」に対して、「Painting 1」はキリスト教の「ピエタ」(磔になった十字架から降ろされたキリストと悲嘆する聖母マリア)がモチーフのようだ。描いては消し、塗っては拭うという繰り返しの先に浮かび上がる、独特の存在感がある。近づくとひそやかな黄色の輪郭線が見える=写真下=。描く行為の繰り返しと変容の中
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これをアップされてるということは、私は乳ガン転移性の肝臓のガンによって、もう永眠して荼毘にふされてることになるでしょうか。 2019年12月23日の時点で、治療方法はもうなく、かなりの確立であと2〜3ヶ月の命だろうと宣告されていました。聞いたときは意外な話に呆気に取られました。だって、まだ元気なんですもん。これが徐々に下降していき最後は昏睡したまま亡くなるですって。んなことピンときますか。しかし、だんだん字もかけなくなるかもしれないらしいので、正月にこれを書いております。セカンドオピニオンを頼ってなんとか寿命を伸ばしてもらえないか、年末正月明けも動いてますが、今こんな発表をしているということは、病気の進度が早すぎて間に合わなかった、ということになります。 基本今の私には、死ぬことはもう怖くありません。マッカーサーシリーズと二月革命シリーズをやり遂げたから。まあ、このあと、性風俗と法シリーズ
3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)。なぜこの日が「女性デー」なのか、ご存知ですか? はじまりは1904年3月8日にニューヨークで女性たちが婦人参政権を求めてデモを起こしたこと。1910年にはデンマークのコペンハーゲンで開かれた国際社会主義会議にて、ドイツの社会主義者クララ・ツェトキンが「女性の政治的自由と平等のために戦う日」にと提唱しました。ちなみに国際男性デーは11月19日です。 さてさて、フリーライターである私は基本的に自宅で仕事をしているのですが、長時間座ってパソコンに向かっていると、気分転換したくなってきます。そういうときには「猫 かわいい」「子猫」などで画像検索し、癒しを得ています。藤田嗣治の描く猫も好きで……と感じていたのは、先週まででした。 今、藤田嗣治に対して複雑な感情を抱いています。なぜなら、『百年の女 – 『婦人公論』が見た大正
愛知県などが主体となって3年に一度開かれる国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。昨年(8/1~10/14)は国内外から90を超えるアーティストが参加し、企画展の一つ「表現の不自由展・その後」には、沖縄の基地問題をテーマにした作品や慰安婦を象徴する少女の像など、過去に公立の美術館などで撤去されたり、展示が認められなかったりした作品が制限された理由とともに展示された。 芸術監督を務めた津田大介さんは、2015年に民間のギャラリーで開催された「表現の不自由展」を見て、同じことを公立の美術館で実現しようと考えたという。「表現の自由というものがパブリックな空間で非常に制限されていて、おそらくそれが2015年以降はどんどん酷くなっているということがあった。できるかどうか分からないが、まずは企画として出して、どこまでいけるかと思ったのが最初の動機だ」。
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