「シャープ」のことし3月期のグループ全体の決算は、主力の液晶事業の採算悪化などで、最終的な損益が2223億円の赤字となりました。さらに、シャープ単体のことし3月期の決算は、会社設立以来初めて負債額が資産額を上回る債務超過に陥りました。
経営再建中のシャープは1日、大阪市阿倍野区の本社で入社式を開いた。 液晶や太陽電池事業の不振から再び経営危機に陥ったことを踏まえ、高橋興三社長が「2011、12(平成23、24)年度に合計9200億円の損失を出したことに比べると、まだまだ大丈夫」と新入社員に語りかけた。 新規事業の開拓をにらみ、今春の新入社員は214人と4年ぶりに200人を超えた。 高橋氏は「楽観できないが、前を向いて歩くことで強い成長に戻っていく」と強調。「液晶パネルの供給を車載や医療分野に広げる」と述べたほか、「キャッシュフローを重視する経営にしていく」と話し、事業説明会のようだった。 新入社員の四谷友騎さん(22)が「進んで困難に立ち向かうことを誓います」と決意表明した。 http://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/150401/bsb1504011211001-s.htm 2
絶望のシャープ 現役社員が次々と語る 上司は右往左往するばかり。意見具申すれば「ソニーの回し者か」と罵倒された(その2) 幹部は「液晶ヤクザ」 大阪市阿倍野区にあるシャープ本社に勤める社員は、こう語った。 「やっぱり後戻りできなくなったのは、町田(勝彦氏。'98年~'07年に社長、'07年~'12年に会長)時代やないかと思うんです。 町田さんは、何でも自分の思い通りにしないと気が済まない独裁者タイプ。もともと彼は2代目社長の佐伯旭さんの女婿で、幹部就任が約束されていた。一種の同族経営なんですよ。 社長に就任した町田さんが『これからは液晶だ。液晶で東芝を追い抜く』と言い出した当時、技術系社員の一部からは『ヤバいぞ』という声が出ていた。液晶なんて、ゆくゆくは陳腐化して他社にマネされて安くなり、大赤字を出すことが分かり切っていましたから。 かつてシャープを代表する商品だった電卓は、'64年に卓上
絶望のシャープ 現役社員が次々と語る 上司は右往左往するばかり。意見具申すれば「ソニーの回し者か」と罵倒された(その1) 「次はあると信じています。信じているけど……」。現実を認めたくない気持ちも分かる。だが彼らの話を聞く限り、シャープの行く末は相当に厳しい。赤裸々すぎる告白の数々が、何よりの証拠だろう。 またリストラか… 「『人生には、分かっていても止められないことがある』 今の社内の雰囲気を一言で言えば、そんな諦め、無力感でしょうか。 3000億円以上の大赤字を出した'12年以降、社内の風通しをよくしようと、社内ネットワークを使った掲示板が設けられたんです。私は一度、自主的にレポートをまとめ、そこに書きこんだことがあります。『液晶だけでは、いくら頑張っても韓国や中国にマネされる。液晶にすべてを賭けるのは間違いだ』と。 しかしその後、出社した私に浴びせられたのは『アホか!お前はソニーの社
スマートフォンなどに使われるシャープの高精細・省電力液晶「IGZO」の商標登録を無効とした特許庁の判断を不服とし、同社がその取り消しを求めた訴訟の判決が25日、知財高裁であった。設楽隆一裁判長は、「IGZO」は原材料の略称であることから「原材料名は商標に使えず、独占使用もできない」と判断。同社の請求を退けた。 今回の判決が確定すれば、ほかの企業も「IGZO」を使えるようになるが、同社が使えなくなるわけではない。また、片仮名の「イグゾー」やロゴマーク化した「IGZO」は同社の商標と認められていて訴訟の対象外。同社は「業績に与える影響はない。判決内容を精査し、上告を含め、適切に対処していく」との談話を出した。 訴訟で同社側は「すでに自社の製品名として浸透している」と主張したが、判決は「IGZOは原材料名として、同社の出願時にすでに広く使われていた」と指摘。「特定の者に独占使用させるのは適当では
【名古屋】シマダマシンツール(愛知県豊川市、島田雅宏社長)は15日、2024年4月1日付でシチズンマシナリーの多軸自動旋盤事業を承継すると発表した。シチズンマシナリーが「Miyan... マイクリップ登録する
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