ウェブブラウザ「Firefox 121」の正式版が公開されました。AV1のハードウェアデコードを有効化するための拡張機能が案内されるようになったほか、サイトのデザインを上書きしてリンクに強制的に下線を表示する設定の追加や、PDFビューアーで図面やテキスト、画像を追加した場合に簡単に削除できるボタンの追加が行われています。 Firefox 121.0, See All New Features, Updates and Fixes https://www.mozilla.org/en-US/firefox/121.0/releasenotes/ ◆AV1のハードウェアデコードを有効化するために必要な拡張機能が案内されるように これまでは可能な場合にのみAV1のハードウェアデコードが有効化されていましたが、Firefox 121からはWindows版Firefoxの「about:support
ウェブブラウザ「Firefox 112」の正式版が公開されました。パスワードの表示やタブの整理が簡単になる操作が追加され、より快適にブラウジングを行えるようになっています。 Firefox 112.0, See All New Features, Updates and Fixes https://www.mozilla.org/en-US/firefox/112.0/releasenotes/ ◆右クリックメニューに「パスワードを開示」オプションを追加 パスワードの入力欄を右クリックし、「パスワードを開示」をクリックすると隠されていたパスワードを確認できます。 ◆UbuntuユーザーがChromiumからデータをインポート可能に Ubuntuを利用しているユーザーが、Snapパッケージ版のChromiumからデータをインポートできるようになりました。バージョン112の登場時点ではSnap
3月14日にリリースされたFirefox 111の新機能として、Webブラウザ上のアプリケーションからローカルファイルにアクセスできる「Origin Private File System」が正式に搭載されたことが明らかになりました。 すでにChromeとSafariではOrigin Private File System機能が搭載されているため、これで主要ブラウザでこの機能が揃ったことになり、ローカルファイルにアクセスできるWebアプリケーションが実現できることになります。 ローカルマシンに仮想ファイルシステムを実装 Origin Private File SystemはFile System Access APIの一部で、WebブラウザがWebサイトごとに仮想のファイルシステムを持つことができるAPIです。 実際にはWebブラウザを実行しているローカルマシンのファイルシステム上に仮想の
FirefoxでYoutubeを見続けるとどうなるか タスクマネージャを開いてFirefoxでYoutubeを見てみると、おかしいことがわかります。 動画を見ているだけなのにSSDへの書き込みが連続して発生するのです。 試しに後述のabout:configでbrowser.cache.disk.parent_directoryでキャッシュの位置をUSBメモリなどにしてみるとよくわかります。 またキャッシュされた内容はアドレスバーにabout:cacheと入力すると確認できます。 そしてわかったこと。 なんとFirefoxはYoutube動画をすべてディスクキャッシュとしてため込んでいるのです。 動画なんて何度も見ることは少ないのでキャッシュする意味は少ないはずです。 これではSSDの書き込みが延々と発生し、SSDの寿命に影響が出そうです。 Firefoxのキャッシュの仕組み アドレスバーに
ウェブサイト閲覧時のバナー広告や動画再生時に挟まれる広告などを抑制する、ウェブブラウザの広告ブロック拡張機能について、ChromeやEdgeのベースとなっているChromiumを開発するGoogleと、Firefoxを開発するMozillaがそれぞれ異なる方針を選んだことにより、両者の差別化が進むと海外メディアのThe Vergeが報じています。 Firefox and Chrome are squaring off over ad-blocker extensions - The Verge https://www.theverge.com/2022/6/10/23131029/mozilla-ad-blocking-firefox-google-chrome-privacy-manifest-v3-web-request 従来の広告ブロック拡張機能は、「webRequestAPI」とい
ウェブブラウザ「Firefox」を開発するMozillaが、ローカルで動作するFirefox用機械翻訳アドオン「Firefox Translations」を公開しました。Google翻訳やDeepL翻訳などの翻訳サービスとは異なり、翻訳はクライアントサイドで実行され、データが完全にプライベート化されるのが特徴です。 Firefox Translations – Firefox (ja) 向け拡張機能を入手 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/firefox-translations/ Mozilla releases local machine translation tools as part of Project Bergamot https://blog.mozilla.org/en/mozilla/local-translatio
業務には「同じ作業の繰り返し」がつきものですが、何度も同じ作業を繰り返していると「こういう単純作業を任せるために機械ってものが生まれたんじゃないのか?」と思うわけです。無料のChrome・Firefoxの拡張機能「UI.Vision」を使うと操作を自動化できるマクロが組めて単純作業がラクチンになるとのことなので、実際に使っていました。 Open-Source RPA and Web Automation Tools for macOS, Linux and Windows https://ui.vision/ というわけで、実際にUI.Visionを使ってみます。Chrome版とFirefox版は、それぞれ以下の公式拡張機能ストアからダウンロード可能です。 UI.Vision RPA - Chrome ウェブストア https://chrome.google.com/webstore/de
Mozilla Foundationとその傘下であるMozilla Corporationによって開発されているフリーかつオープンソースのウェブブラウザが「Firefox」です。約20年の歴史を持つFirefoxのユーザーインターフェース(UI)の変遷について、韓国のエンジニアであるMS_Y氏が、GitHubで解説しています。 [Article] 0. Firefox UI UX history · black7375/Firefox-UI-Fix Wiki · GitHub https://github.com/black7375/Firefox-UI-Fix/wiki/%5BArticle%5D-0.-Firefox-UI-UX-history 1998年にNetscape Communicatorがオープンソース化した際に立ち上げられたのがMozillaでした。その後、Netscap
Mozillaは10月25日(米国時間)、「Securing the proxy API for Firefox add-ons - Mozilla Security Blog」において、2021年6月に悪意あるアドオンを発見したと伝えた。このアドオンはアップデートのダウンロード、更新されたブロックリストへのアクセス、設定されたコンテンツのアップデートなどを妨害していたとのことだ。 この問題はアドオンが使用するプロキシAPIを悪用することで実現されており、少なくともこうした悪意あるアドオンをインストールしていたユーザーは45万5000人に上るとされている。 Firefox - トラブルシューティング情報 Mozillaはこの問題に対処済みと説明しているが、問題のアドオンをインストールしてしまった場合はアップデートが阻害され、Mozillaが実施した対策機能が利用できない。Firefoxが少
by .CK Chromeの開発元であるGoogleが「ユーザーデータを多く使用している」として非難される一方で、Firefoxはこれまで、ユーザーデータの利用が最小限であることや、それゆえのプライバシーの高さが評価されてきました。しかし、2021年10月6日に公開された「Firefox 93」では、キーワード検索の候補にユーザー情報を使った広告が表示されるとして話題になっています。 Firefox Is Getting Ads in Your Search Bar https://www.howtogeek.com/760177/firefox-is-getting-ads-in-your-search-bar/ Firefox’s address bar has ads now, but you can disable them - The Verge https://www.thev
Mozilla Firefoxブラウザのユーザー数が、近年激減していることが判明しました。Google Chromeなどの競合ブラウザにユーザーを奪われているようです。 2年半で4,600万人も減少 情報サイトIt’s FOSSが、Firefoxの公開データリポート(Firefox Public Data Report)を確認したところ、2018年末には2億4,400万人だったアクティブユーザー数が、2021年6月末時点では1億9,800万人と、2年半で4,600万人も減少していました。 Firefoxはこれまで、競合の存在にも関わらず、一定のユーザー数を維持してきました。たとえば2000年代初期にはInternet Explorerが人気を集めましたが、2008年当時のFirefoxのシェアは約30%となっています。 Chromeの普及でブラウザ市場が変化 しかしGoogle Chrom
Firefox / Safari MozillaはMozilla Specification Positionsというリストを公開しています。 IETFやW3C、TC39などが提唱しているWeb技術に対して、Mozillaはどのように評価しているかという立ち位置を表明したものです。 あくまで現時点での評価であり、もちろん今後の仕様変更などに伴い評価は変わる可能性があります。 Mozilla's Positions Mozillaはどのように評価しているかの分類。 under consideration 評価の検討中。 important 優れた概念であり、Mozillaにとっても重要である。 worth prototyping 優れた概念であるが、プロトタイプを作成し、フィードバックを得て磨きをかける必要がある。 non-harmful 有害ではないが、良いアプローチではなく、取り組む価値
Firefox 87 trims HTTP Referrers by default to protect user privacy We are pleased to announce that Firefox 87 will introduce a stricter, more privacy-preserving default Referrer Policy. From now on, by default, Firefox will trim path and query string information from referrer headers to prevent sites from accidentally leaking sensitive user data. Referrer headers and Referrer Policy Browsers send
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