7年前、東京・表参道の宝石店でおよそ1億円分の宝石が奪われた事件で、警視庁が国際手配したイギリス国籍の男3人の身柄がイギリスで拘束されていたことがわかりました。日本への引き渡しをめぐる審理が現地で行われていて、1月にも判断が示される見通しです。 2015年11月、東京・渋谷区の高級宝石店に3人組の男が押し入り、警備員を殴って大けがをさせた上、ダイヤの指輪やネックレスなどおよそ1億円分を奪って逃げました。 この事件で警視庁は5年前、いずれもイギリス国籍の男3人について強盗傷害などの疑いで逮捕状を取るとともに、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配していましたが、3人の身柄がイギリスで拘束されていたことがNHKの取材でわかりました。 現在、日本への引き渡しをめぐる審理がロンドンの裁判所で行われていて2日の審理で弁護側は、引き渡された場合、▼警察による長時間に及ぶ取り調べで自白を強要された上