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ブックマーク / note.com/elis_ragina (45)

  • ジャズ・バーで聴きたい2023年のジャズ - for 21st Century Jazz Bar 2023 : Good Melodies & Mellow Mood |柳樂光隆

    コロナ中に”BGMとして心地よく聴けるジャズ”みたいなものを自分と友人のために少し選んでいて、というところからメロウなジャズのプレイリストを年間ベストのついでに<for 21st Century Jazz Bar : Good Melodies & Mellow Mood>として公開することにしています。作業用にでも使ってください。 イメージとしてはBar Meijiuに合いそうな感じとでも言いますか。当はカフェもしくはチルを強調したほうが良さそうですが、敢えてバーにしたのはそのためです。

    ジャズ・バーで聴きたい2023年のジャズ - for 21st Century Jazz Bar 2023 : Good Melodies & Mellow Mood |柳樂光隆
  • interview EDITION records DAVE STAPLETON:USグラミー賞、UKマーキュリー・プライズに食い込む新興レーベルの全貌|柳樂光隆

    2010年代以降、最も成長したジャズ・レーベルのひとつにUKのEdition recordsをあげることに異論はないだろう。 2023年のグラミー賞のジャズ部門ではEditionからカート・エリング、グレッチェン・パーラト&リオネル・ルエケ、ベン・ウェンデルがノミネートさていた。USのトップ・プレイヤーたちがこぞって契約をしはじめているEditionは今やグラミー賞のジャズ部門の主要部門の受賞も時間の問題になっている。 日では挾間美帆の2作品『Imaginary Visions 』『Beyond Orbits』がよく知られているだろうか。ほかにもニーボディ、マーキス・ヒル、クリス・ポッター、ネイト・スミス、マーク・ジュリアナ、ダニー・マッキャスリン、ギラッド・ヘクセルマンなどがEditionと契約している。今や現代屈指のレーベルのひとつと断言できるが、まさかUKのレーベルがそんな存在にな

    interview EDITION records DAVE STAPLETON:USグラミー賞、UKマーキュリー・プライズに食い込む新興レーベルの全貌|柳樂光隆
  • Interview Jeanette Wong (SFJAZZ):ジャズの博物館ではなく日常に取り入れられる音楽の提供のために(7,500字)|柳樂光隆

    ここではそのSFジャズ・コレクティブを運営しているSFジャズについて深堀するために、Associate Director、Artistic ProgrammingとしてSFジャズの運営に携わるジャネット・ウォンさんに話を聞くことができた。 SFジャズの概要から、コンセプト、その活動の目的、更にはジャズ観などをスタッフから直接聞くことができた機会だった。なぜあんな豪華メンバーを集めて、なぜあんなアルバムを制作しているのか、これらはどんな目的に繋がっているのか。それらを日語で伝えることができる貴重な記事になったと思う。 取材・執筆・編集:柳樂光隆 | 通訳:染谷和美 | 編集:山室木園 協力:Blue Note Tokyo , SF JazzSFジャズとは――まずは基的なところからうかがいます。そもそもSFジャズ、SFジャズ・センターってどういう団体、場所なのでしょうか。 SFジャズは

    Interview Jeanette Wong (SFJAZZ):ジャズの博物館ではなく日常に取り入れられる音楽の提供のために(7,500字)|柳樂光隆
  • 2023 005:Avishai CohenというかRoni Kaspiをブルーノート東京で観てきた|柳樂光隆

    イスラエルのジャズを代表するベーシストのアヴィシャイ・コーエンの久々の来日はロニ・カスピというイスラエル出身のドラマーを連れてきた。『Shifting Sands』からアヴィシャイと共演していて、ドラマー界隈では話題になっていた。

    2023 005:Avishai CohenというかRoni Kaspiをブルーノート東京で観てきた|柳樂光隆
  • 50 Best Jazz Albums of 2022 by "Jazz The New Chapter" #JTNC|柳樂光隆 Mitsutaka Nagira|note

    Jazz The New Chapterが選ぶ2022年の年間ベスト※下線は柳樂が執筆した記事へのリンク付きです。 01-101. Immanuel Wilkins ー The 7th Hand 2. Joel Ross ー The Parable of the Poet 3. Makaya McCraven ー In These Time 4. Cecile McLorin Salvant ー Ghost Song 5. Mary Halvorson ー Amarylis / Belladonna 6. Gerald Crayton ー Bells On Sand 7. Domi & JD Beck ー NOT TiGHT 8. Julius Rodriguez ー Let Sound Tell All 9. Nduduzo Makhathini ー In The Spirit of 

    50 Best Jazz Albums of 2022 by "Jazz The New Chapter" #JTNC|柳樂光隆 Mitsutaka Nagira|note
  • スピリチュアルジャズって何? - カマシ・ワシントン以降、多用されるキーワード”Spiritual Jazz”のこと|柳樂光隆

    00年代の始めごろの僕は、家ではロックやテクノやヒップホップも聴きながら、クラブにもたまに行きながら、大学の近くのジャズ喫茶に通ってはジャズを聴いていた。ジャズ喫茶の店主と仲良くなってからは、レコード屋に行っては、ジャズを買い、ジャズ喫茶に持っていって聴かせてもらったりしていた。もちろん、レアグルーヴも聴いたし、ブルーノートもプレステッジも、フリージャズもヨーロッパジャズも聴いた。その中で、ジャズ喫茶の店主やお客さんとの会話が最も盛り上がるのが、インパルス期のジョン・コルトレーン周辺のミュージシャンのフォロワーによるジャズを中心とした《スピリチュアルジャズ》と呼ばれていたジャズだった。 ジャズ喫茶で親子ほど歳の離れたジャズリスナーたちの話を聞きながら、クラブシーンで再評価されたファラオ・サンダースをはじめ、ストラタ・イーストやニンバスやブラックジャズをジャズ喫茶のシステムで聴いたものだ。

    スピリチュアルジャズって何? - カマシ・ワシントン以降、多用されるキーワード”Spiritual Jazz”のこと|柳樂光隆
  • Interview:ジェイソン・モランとスケートボードとジャズ"Both Skating and Jazz are created in the moment."|柳樂光隆

    自身もかつてスケーターだったというジェイソン・モランは過去のインタビューなどで何度もスケートボードについて語っているだけでなく、彼はジャズの生演奏とスケートボード・カルチャーの融合を試みるイベント、”Skateboarding”をアメリカで企画しているほどのスケートボード愛を持っている。 彼はジャズとスケートボーディングは「創造性・身体性・即興性」などに共通点があるとも語っていて、その二つのカルチャーを交差させるために、これまでワシントンD.C.のケネディー・センターや、サンフランシスコのジャズ・センター、マイアミのヤングアーツ・ファウンデーションと各地で”Skateboarding”を開催してきた。 それを今年は12/14に東京でも開催するという。 東京で行われる”Skateboarding”には国際的にも活躍するプロスケーターであり、大のジャズ・ファンでもある戸枝義明、国内随一のスキル

    Interview:ジェイソン・モランとスケートボードとジャズ"Both Skating and Jazz are created in the moment."|柳樂光隆
  • interview Mark Guiliana:自分なりの“サイレンス”を見つけた先にあった音|柳樂光隆

    マーク・ジュリアナの新作『The sound of listening』はクリス・モリッシー、ジェイソン・リグビー、シャイ・マエストロとのカルテット。「お!いつものアコースティックのジャズかー」と思っていたら、はっきり言って、これまでのマーク・ジュリアナのジャズ・アルバムとは全く違う。アルバムにはシンセが入っていて、自分でビートをプログラミングした曲もある。ただ、その違いはそこではない。アコースティックのセッション曲でも曲の構造からムードまでまるっきり違うのだ。 これまではどちらかというと高度なコンテンポラリー・ジャズ。マークが共演してきたダニー・マッキャスリンやアヴィシャイ・コーエン、ブラッド・メルドーらのサウンドとも通じるサウンドを、マークなりの美学で演奏しているといった印象だった。 しかし、新作は全然違う。そのコンテンポラリー・ジャズ的な複雑さや徹底的に構築されたクールな手触りなどが

    interview Mark Guiliana:自分なりの“サイレンス”を見つけた先にあった音|柳樂光隆
  • interview Oded Tzur:ラーガは”スケールとメロディーとの挟間にある何か”であり、”可能性の海”|柳樂光隆

    僕はサックス奏者のオデッド・ツールにずっと関心を持っていた。 きっかけは2015年にドイツのENJA/Yellowbirdからリリースされ、国内盤もリリースされた『Like A Great River』だった。 インド音楽にどっぷりハマり、インドにまで学びに行ったオデッド・ツールという名の謎のイスラエル人はサックスの奏法から、音楽のコンセプトまでとにかく斬新だった。これまでに聴いたことのない質感のサックスを吹き、どんなコンセプトで出来ているのかわかるようなわからないような不思議な楽曲をやっていた。そこではイスラエルのシャイ・マエストロやジヴ・ラヴィッツ、ギリシャのペトロス・クランパニスといった現代の名手たちが活き活きと演奏していて、同時に他の作品では聴かれないパフォーマンスを披露していた。そのサウンドは2017年の『Translator's Note』で更に深まっていた。 僕はオデッドの音

    interview Oded Tzur:ラーガは”スケールとメロディーとの挟間にある何か”であり、”可能性の海”|柳樂光隆
  • Review:Robert Glasper - Black Radio 3:前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性|柳樂光隆

    Review:Robert Glasper - Black Radio 3:前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性 作はロバート・グラスパーの大ヒット・シリーズ『Black Radio』の3作目。これまで2作の延長にありながら、同時にこれまでの2作とは決定的に異なる作品でもある。 なぜなら過去2作はロバート・グラスパー・エクスペリメントのメンバーのケイシー・ベンジャミン、デリック・ホッジ、クリス・デイヴ or マーク・コレンバーグの四人とともにスタジオにこもって“バンド”で作っていた。『Black Radio』が1週間くらいで一気に作られたことはよく知られている。 作は過去の2作とは異なり、コロナ禍にLAにあるグラスパーの自宅スタジオを中心にデータを送り合って、それを編集する形で、つまりリモートを駆使して制作されている。制作プロセスは過去2作と大きく異なっている。

    Review:Robert Glasper - Black Radio 3:前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性|柳樂光隆
  • ラジオ・アプリ TUNEINとAppleMusicで聴ける海外のジャズ系ラジオ局のおすすめ20|柳樂光隆

    インターネットでラジオを聴くアプリってことになると、日ではradikoが一般的ですが、海外ではTUNEIN radioが有名です。 TUNEINはradikoと違ってタイムフリーはありませんが、エリア規制がないので基的にエリアフリーで、どこの国の放送局でも無料で聴けます。 なので、世界中のラジオ局の放送をリアルタイムで聴くことができます。 しかも、公共放送(=NHKみたいな局)など海外の最高なクオリティのラジオ局が聴き放題です。 このTUNEINは2019年からAppleMusicにも組み込まれていて、ステーションを検索するとTUNEINで聴けるラジオ局をAppleMusicでも聴くことができます。 Apple Music App でラジオを聴くhttps://support.apple.com/ja-jp/HT204944以下、アメリカ、イギリスから北欧まで、おススメのジャズ系ラジオ

    ラジオ・アプリ TUNEINとAppleMusicで聴ける海外のジャズ系ラジオ局のおすすめ20|柳樂光隆
  • interview Esperanza Spalding『SONGWRIGHTS APOTHECARY LAB』:音楽と科学、研究と表現、西洋と東洋を繋ぐチャレンジ|柳樂光隆

    オレゴン州ワスコ、ポートランド、そしてニューヨークのローワー・マンハッタンで行われた癒しのための音楽実験の場「ソングライツ・アポセカリー・ラボ」にて音楽療法、神経科学、黒人音楽、イスラム 神秘主義、南インドのカーナティック音楽など様々な分野の専門家とのコラボで生まれた楽曲を収録。 前作『12リトル・スペルズ』からヒーリング・アートと音楽の関係の探求をスタートさせたエスペランサだが、今作では自身による研究のみならず、プロフェッショナル、研究者の指導の下に音楽を作りたいと思ったとのことで、ソングライツ・アポセカリー・ラボを2020年2月に立ち上げた。ソングライツ・アポセカリー・ラボはエスペランサがハーバードで教えているコースでもあり、その生徒、ミュージシャン仲間、音楽療法、神経科学、演劇セラピーなどを研究する人々から成り立っていて、音楽の何が人間を助けるのかを研究するのが目的にしている。(『S

    interview Esperanza Spalding『SONGWRIGHTS APOTHECARY LAB』:音楽と科学、研究と表現、西洋と東洋を繋ぐチャレンジ|柳樂光隆
  • interview THEO CROKER『BLK2LIFE || A FUTURE PAST』:過去と現在が繋がるブラックネスの円環|柳樂光隆

    シオ・クローカーはずっと注目されているトランぺッターだった。ただ、そのキャリアも音楽性もあまりに独特で、よくわからないところがあった。 そもそもそのキャリアを見てみると、レジェンドのドク・チータムの孫という出自のサラブレッドだが、アメリカの大学でジャズを学んで以降、キャリアの多くを上海で過ごし、そこでディーディー・ブリッジウォーターに発見され、再びアメリカはNYに拠点を移し、近年はさらにLAへと移住したという紆余曲折がある。 自身のリーダー作も素晴らしく、『Afro Physicist』『DVRK FUNK』『Escape Velocity』『Star People Nation』と良作を発表してきた。そこではヒップホップ由来のビートもあれば、アトモスフィックなアンビエンスもあり、アフロビートもあれば、ハウスのようなビートもあった。それらはロイ・ハーグローヴやニコラス・ペイトンのようなトラ

    interview THEO CROKER『BLK2LIFE || A FUTURE PAST』:過去と現在が繋がるブラックネスの円環|柳樂光隆
  • "ECM records : mellow, slow and melancholy" ( with playlist )|柳樂光隆

    "The Most Beautiful Sound Next To Silence"(沈黙の次に美しい音) とのコンセプトや ”クリスタル・サウンド” とも称される透明感のある独特のサウンドなどで知られています。 ジャズのディスクガイドには何かしらの作品が必ず掲載されているような名盤の多いレーベルで、その中には美しく、心地よい作品があることでも有名です。 そんなECMの静かで穏やかな曲を集めたプレイリスト”ECM records - mellow, Slow and melancholy”を作りました。

    "ECM records : mellow, slow and melancholy" ( with playlist )|柳樂光隆
  • ビル・エヴァンスとECM:"ECM plays Bill Evans" Playlist|柳樂光隆

    ECMの音源の中からビル・エヴァンス由来の曲が演奏されているものを集めて、プレイリストにまとめました。 ECMといえば、ジャズなのか、クラシックなのか、現代音楽なのか、どれなんだみたいなレーベルですが、そもそもジャズもクラシックと関係が深いので、同じような音楽の中身の配分違いみたいな気もしないでもないと僕は思っています。

    ビル・エヴァンスとECM:"ECM plays Bill Evans" Playlist|柳樂光隆
  • interview Michael League『So Many Me』:ドラムセットは世界各地の打楽器の認識からすると異質なものだ|柳樂光隆

    スナーキー・パピーのマイケル・リーグが初のソロ作品をリリースした。 マイケル・リーグと言えば、自身が率いるスナーキー・パピーやボカンテのツアーのために世界中を飛び回り続けていて、その合間にもデヴィッド・クロスビーやベッカ・スティーブンスなどなどのレコーディングに参加したり、プロデュースを手掛けたりと、休みなく動き続けていて、時間がない人という印象があった。 それにマイケルはスナーキー・パピーでも、ボカンテでも、たくさんのミュージシャンに囲まれながら、その場で生まれるハプニングを楽しんでいるライブ・ミュージックの人だというイメージもあった。いろんな人が集まって一緒に演奏することを楽しんでいる人だと思っていた。 そんなマイケルがソロを出すとは思わなかったし、自分ひとりで全ての楽器を演奏して多重録音でアルバムを作るのは想像外だった。 そして、そのサウンドも想定外だった。アルバムを聴いてすぐにわか

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  • Interview Kamasi Washington『Becoming』- ミシェル・オバマのプレイリストを聴いて、彼女の考え方やバイブズに入り込もうとした|柳樂光隆

    Interview Kamasi Washington『Becoming』- ミシェル・オバマのプレイリストを聴いて、彼女の考え方やバイブズに入り込もうとした ミシェル・オバマのドキュメンタリーが公開されて、カマシ・ワシントンが音楽を手掛けると聞いた時、大抜擢であるとは思いつつも、同時にとても自然に感じたのを覚えている。 僕にとってカマシ・ワシントンは、激しいスピリチュアルジャズを演奏する豪快なサックス奏者というだけでなく、自分の頭にある世界観や自分の中の哲学みたいなものを音楽を通して表現するために丁寧に曲を作るコンポーザーというイメージも強い。もともと西海岸ジャズシーンの名作編曲家ジェラルド・ウィルソンのビッグバンドの出身者だし、インタビューをすればクラシック音楽の話を嬉々としてする人だし、楽曲のコンセプトにもすらすらと魅力的に話してくれる。だから僕は映画のサウンドトラックに明らかに向い

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  • 21世紀のブラジリアン・ジャズ ディスクガイド with PLAYLIST|柳樂光隆

    では2010年ごろ、アントニオ・ロウレイロの1stが(音楽評論家の高橋健太郎により)発見されたことから徐々にブラジルの音楽シーンの新しい世代に注目が集まるようになった。そこからアントニオ・ロウレイロを中心としたミナスやサンパウロのミュージシャンたちによるシーンの存在が明らかになり、ハファエル・マルチニやフレデリコ・エリオドロら、個々のミュージシャンについても情報が届くようになっていった。 その後、アントニオ・ロウレイロやハファエル・マルチニらが日のレーベルからアルバムをリリースするようになったり、来日公演をするようになったり、ちょっとしたブームのような状況にもなり、小さな盛り上がりを見せた。くるり主催の京都音博に2015年にアントニオ・ロウレイロ、2017年にハファエル・マルチニ、アレシャンドリ・アンドレスが出演したのもそんな流れのひとつと見ていいだろう。 ちなみにその少し前に201

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  • 21世紀のオルガン・ジャズ入門 with Playlist|柳樂光隆

    オルガンジャズは80-90年代にイギリスでのジャズ・ダンス系のムーブメントでグルーヴィーなソウルジャズのひとつとして、またはヒップホップのサンプリングソースとしても再評価されたが、実はジャズの文脈でも少しずつ進化している。 その辺りは『Jazz The New Chapter 4』というでもやったのだが、その後、コリー・ヘンリーがどんどんすごいことになっていたり、デルヴォン・ラマーみたいな人が出てきたりで面白くなってきたので、ここらで一度簡単に入門編をまとめておこうと思う。 以下、21世紀のオルガン・ジャズをあつめたプレイリスト。 20世紀の名盤は各自調べて聴いてみてください。 個人的にはピーター・バラカン選曲のコンピレーション『Soul Fingers』や90年代に出た名コンピレーション『So Blue, So Funky』がおすすめです。

    21世紀のオルガン・ジャズ入門 with Playlist|柳樂光隆
  • 50 Best Jazz Album of 2020 by "Jazz The New Chapter" #JTNC (with PLAYLIST)|柳樂光隆

    50 Best Jazz Album of 2020 by "Jazz The New Chapter" #JTNC (with PLAYLIST) 1. Ambrose Akimsire - On The Tender Spot Of Every calloused Moment 2. Ben Wendel - High Heart 3. Sam Gendel - Satin Doll 4. Kassa Overall - I Think I'm Good 5. Joel Ross - Who Are You? 6. Ted Poor - You Already Know 7. Immanuel Wilkins - Omega 8. Nubya Garcia - The Source 9. Jeff Parker - Suite for Max Brown 10. Thundercat

    50 Best Jazz Album of 2020 by "Jazz The New Chapter" #JTNC (with PLAYLIST)|柳樂光隆