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映画と思想に関するBigHopeClasicのブックマーク (3)

  • 国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去

    地の上にはこれと並ぶものなく、これは恐れのない者に造られた ――ヨブ記41.33 近代国家を聖書に出てくる大怪獣リヴァイアサンに喩えたのはホッブズであった。ホッブズによれば、人間の自然状態は万人の万人に対する闘争であり、そこに安息は無い。従って人間たちは自らの権利を国家へと委譲する契約を結び、国家の保護を得る。保護と服従の関係が、国家と国民の関係を規定する。国家はその領域において唯一の主権的共同体である。 カール・シュミットは、『政治的なものの概念』において、国際社会を複数のリヴァイアサンが競合する多元的な空間として考えている。国際間においては、国家の国民に対する保護は、他の国家からの保護でもある。むしろ国民は他の国民に対抗するために国家をつくる。国民の結集は、「政治的なもの」によって行われる。つまり、友と敵の存在論的な区別によって行われる。国家の主権者は、政治の概念に即して、国家の敵を正

    国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2016/09/12
    久々の北守節堪能。自分も与党圧勝疑わなかったけど民主党の震災対応と同じに理解されてる可能性の指摘があってそうかもしれないと思った。
  • なぜ人がイチローになってから打席に立とうとするのか、『シン・ゴジラ』で説明するよ。:弱いなら弱いままで。

    えー、以下の内容は『シン・ゴジラ』に対する致命的なネタバレを複数含んでいます。未見の方は決して読まないようにお願いします。 さて、この話は一見、『シン・ゴジラ』とは無関係に見えるに違いないひとつの興味深い記事を引用するところから始まる。「イチローになってから打席に立とうとする人が多すぎる」と題された文章だ。

    なぜ人がイチローになってから打席に立とうとするのか、『シン・ゴジラ』で説明するよ。:弱いなら弱いままで。
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2016/08/15
    コードギアスの決断主義の周回遅れ感。あのね、アイヒマンだって自分の仕事した官僚なわけで、この文章で語られている論理は凡庸な悪を免罪するものでもあるのよ。そんな簡単に実行バンザイと言ってはいけない。
  • 日本語ラップとナショナリズム “不良映画”から読み解く思想の変化とは?

    音楽ライターの磯部涼氏と編集者の中矢俊一郎氏が、音楽シーンの“今”について語らう新連載「時事オト通信」第2回の後編。前編【ヒップホップとヤンキーはどう交差してきたか? 映画『TOKYO TRIBE』と不良文化史】では、今夏に公開された映画『TOKYO TRIBE』を軸に、90年代のヒップホップ文化やチーマー文化について掘り下げた。中編【『ホットロード』主題歌の尾崎豊はアリかナシか? 不良文化音楽の関わりを再考】では、引き続き『TOKYO TRIBE』に見られる不良文化について考察を深めるとともに、同時期に公開された『ホットロード』についても議論を展開。後編では、2002年に公開された日映画『凶気の桜』の背景を辿るとともに、そこから浮かび上がる近年の日のナショナリズムとヒップホップシーンの接点について考察し、さらには日のラッパーがどのような思想的変遷を経てきたのか、時代背景とともに推

    日本語ラップとナショナリズム “不良映画”から読み解く思想の変化とは?
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