アイスランド南西部沿岸を走るウマ(2006年7月撮影、資料写真)。(c)AFP/MARCEL MOCHET 【8月31日 AFP】ウマの歩き方に影響を及ぼす遺伝子の変異を特定したという論文が29日の英科学誌ネイチャー(Nature)電子版に掲載された。競走馬の繁殖だけでなく人間の脊髄損傷の治療にも応用が期待されるという。 研究対象とされたのは、繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう、騎手が2輪馬車に乗って行う競馬)に使われる品種のウマだ。 繋駕速歩競走には、ウマの同側の前後肢が同方向に動く「側対歩(そくたいほ)」と呼ばれる歩法によるものと、対角線にある前肢と後肢が組になって同時に着地・離地する「斜対歩(しゃたいほ)」によるものがある。 スウェーデン農業科学大学(Swedish University of Agricultural Sciences)とウプサラ大学(Uppsala Univer
アイルランドの研究者が、競走馬の生産スタイルを一変させるかもしれないほどの革命的な遺伝子の解明を主張している。Equinome Speed Gene Test(馬スピード遺伝子分析?)の創設者であるエメライン・ヒル博士によれば、この発見により、オーナーやトレーナーはより早く自分達の馬の距離適性を立証することができるだろうという。 昨夜、ヒル博士と共に、この分析を推進するための会社を立ち上げたダービートレーナーのジム・ボルジャーは、この発見を、「間違いなく、300年以上前に始まった競走馬の生産に起こった最も重要なもの」と表現している。 2004年以降の179頭の重賞ウイナーとリステッドウイナーから取られたサンプルを基にした彼女の発見のキーとなるのは、馬のスピードに影響を与える遺伝子の発見である。 これは、潜在能力のある競走馬を分析にかけ、その特定のスピード遺伝子の特性が、スプリンター、中距離
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