南大西洋の英領サウスジョージアで、オウサマペンギンのそばでネズミを捜す犬。サウスジョージア・ヘリテージ・トラスト提供(2018年5月9日提供)。(c)AFP PHOTO / Oli Prince / South Georgia Heritage Trust 【5月10日 AFP】南大西洋の英領サウスジョージア島(South Georgia)で、アザラシやクジラ猟に従事する船に乗って2世紀前に侵入したネズミ類が退治されたことが分かった。自然保護活動家らのチームが9日、ネズミ類の根絶を宣言した。 英米の科学者で構成されたチームは、この種のものとしては最大規模となるネズミ駆除作戦を10年にわたって展開。1000万ポンド(約15億円)もの資金が投じられたこのプロジェクトは、1087平方キロのエリアで毒餌を使って実施された。 「サウスジョージア・ヘリテージ・トラスト(South Georgia He