地震で被災した人たちの避難先が決まるまでの一時的な避難所として、金沢市の体育館では、8日から高齢者や妊婦など配慮が必要な人たちの受け入れが始まることになりました。 石川県は被災した人たちがホテルや旅館などに避難できるようになるまで、金沢市にある「いしかわ総合スポーツセンター」で一時的に受け入れることにしていて、8日から高齢者や妊婦など配慮が必要な被災者とその家族を優先して受け入れを始めます。 受け入れを前に8日午前、馳知事がスポーツセンターのメインアリーナを訪れ、およそ230のテントが設置された避難所の状況を視察しました。 施設では水道や電力などライフラインが整っていて、500人程度を受け入れることができるということで、9日以降、旅館やホテルなど次の避難先への移動を調整するということです。 ただ、8日は雪の影響で被災した地域からの移動が限られるため、本格的な受け入れは9日以降になる見込みだ