パワーエリートのネットワークを分析し、国際政治経済金融のキーパーソンを探る新年明けましておめでとうございます。ツイッターフォロワーの皆様、年賀状をいただきありがとうございました。本年もよろしくお願い致します。 さて、以前にブログ読者の皆様から、お問い合わせいただきました、「陰謀論」論についてですが、現在のところ、去年に都内での講演会・ワールドフォーラムで開催した私の講演会でこのテーマについて話しました。 「陰謀論」を「ある前提に基づいて世界の現象を解釈する方法論」と定義すれば、これは「支配層が密室談合で物事を決めておりそれが往々にして世間には知らされないという前提で世界の物事を利害関係に基づいて理解する方法論」となります。 これは「合理的な経済人を想定し世界の経済を分析・理解する方法論」である様々な学派の経済学(学派ごとにケインジアン、マネタリストと前提・方法論が違う)と同じです。また、国
去る11月3日 FRB(米連邦準備制度理事会)は、6000億ドルにも及ぶ長期国債の買い入れを発表。金利低下余地がなくなった中で、積極的な量的緩和に踏み込み、デフレ阻止に対する強い意思を見せた。先ほど『貨幣進化論』(新潮選書)を出版した岩村充早稲田大学大学院教授は、今後、先進国経済は高い成長は見込めず、物価は上がらないか、デフレ状態が常態化する――そういう経済構造の変化を前提とした金融政策を確立すべきだ――と主張する。その対応策が、貨幣に金利をつけることだ。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 原 英次郎) いわむら みつる/1950年5月東京生まれ。74年東京大学経済学部卒業、日本銀行入行、ニューヨーク駐在員などを経て96年12月同行企画局兼信用機構局参事、98年1月早稲田大学大学院(アジア太平洋研究科)教授、2007年4月 研究科統合により早稲田大学大学院(商学研究科)教授。『新しい物価理
断っておきますがこの本、明治から昭和62年までの値段は書いてありますが、 もともと完全な表でなく調べて分かった分だけなので、元から抜けが多いです。特に戦前の分は。 それと情報元は全て書いてあるのですが長くなるので書きません。知りたい方は元本の方を読んでください。 その中から昭和9~28年まで、20年分の資料が比較的分かりやすいものを選んでいます。 それと中には何月まで書いてあって、年2回以上の値段が書いてあるやつも有ったのですが その辺は適当に処理しています。 私は経済学の専門家では無いので、この場合はどう処理すれば良いか知りませんから、 インフレの参考に出来るレベルの表だと思ってください。 しかしまあなんです。この時期は昭和14年から国家総動員法により価格統制が始まってますので、 資料がいい加減なものが多いです。 書いて有っても、公定価格・統制品・戦時配給統制・戦時中製造中止とまあ実態
日本全国数十人の戦時債券コレクターの皆さん、その他の皆さんようこそ。 本サイトは日本初いや世界初の日本の戦時債券のサイトです。 (Google調べ。先にやっている人がいたら連絡下さい。すぐに取り消します(^^;;) 戦時公債または戦時国債という場合もありますがここでは戦時債券で統一しておきます。 (じつはこれもGoogle対策。調べたらこちらでも同様の物が引っかかるので。目指せこの分野一位!!) あなたは+4640人目のお客様です。 一応、戦時債券を中心にやってますが、その他の展示物も有りまして、良い感じで戦前から戦中・戦後までの時代の雰囲気が表現できていると思います。このあたりの歴史に興味の有る方は見ていってやってください。m(._.)m ちなみにここは「あの戦争の原因」の別館なので、こちらに直接来られた方は本館の方もご覧下さい。 へたれ解説 明治・大正期物 昭和元年〜11
「非日常性」「無目的」「競争と表現」が遊びの特徴だという。ゲームを考えてみよう。 日常とは異なる空間や時間を設定され、特殊な規則の中でゲームは行われる。ゲームそのものに目的はない。競争と表現によって喜びが得られるものだ。 遊びから真面目になった近代 人間の文化的な営みの大半は、この「遊び」が原因であるという。 裁判、戦争、哲学、芸術――。いずれも限られた空間や時間で執り行い、独特なルールに基づいて実行する。ホイジンガの歴史考察によれば、こうした営みは実行すること自体が目的であったという。人間の活動が合目的になってしまったのは、近代に入ってからだ。経済が社会を動かしているとの勘違いが起こり、真面目な市民的幸福が世界を覆ってしまった。 ふたたび遊び人の時代になるか “真面目”に人類が生産性を向上させたことで、多くの人にとっては労働が必然でなくなりつつある。ホイジンガは、人間とは本質的に“遊び人
バブルは「いつ」はじけるのか−経済物理学からのアプローチ 2007年9月18日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」は こちら) 今回は、経済学で「不平等度」を計測するために導入された「ジニ係数」を使った興味深い分析を紹介しようと思う。 「格差社会」というのが話題になってから、「ニート」とか「下流」とかを中心に据えて、世代間格差や正社員・パート間格差などについての論評がたくさん出版され、いくつかはベストセラーになっている。でも、「本当に日本が不平等社会になっているかどうか」、という点については、経済学者の間で論争になっている状態で、まだそんなに明白なことじゃない。なのにマスコミが、ごく一部の特殊な若者の生活ぶりをさも典型的な若者像のように放映するものだから、国民が錯覚に陥っているんだろうな、と個人的には感じている。 今回話す
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