スイスインフォはこの夏、スイスの教育制度に関する質問を読者から募集した。今回は読者から関心の高かった、「職業訓練コースを選択しても、あとから大学に進学できるのか」という質問を取り上げる。 職業訓練はスイスの教育制度の礎石とされ、週に1〜2日は学校で座学、残りの日々は職場で実地訓練を積むという2本立てのシステムだ。大半の若者は3〜4年の課程を修め、連邦職業資格を手にする。 >>職業訓練についてもっと知りたい場合はこちら スイスでは14歳前後で、大学入学資格(独語でマトゥーラ/仏語でマチュリテ)の取得を目指して普通高校に進むのか、あるいは職業訓練に進むのかを選択しなければならない。 おすすめの記事 スイス人は14歳で職業を選択 早すぎる? このコンテンツが公開されたのは、 2019/04/15 スイスでは若いうちに自分の職業人生について大きな決断をする。14歳は早すぎるか?それとも妥当か?意見
その背景には、厳選された学生数、留学生や外国人講師の受け入れ、そして何よりも「大学で学生を鍛えること」が挙げられる。 少ない大学進学者数と厳しい入学資格 同一年齢層で大学に進学する若者は約20%のスイス。日本が50%を超えたことに比べると、スイスの大学進学率はかなり低い。その理由は、9年間の義務教育終了後、大学進学に向けた普通高校と、学校と実務を兼ね備えた職業訓練とに教育の道が分かれるからだ。 二元制システム ( デュアルシステム ) と呼ばれるこの教育制度の最大の特徴は、高等教育と職業訓練が社会的に同等の価値を持つことだ。職業訓練は左官業やパン屋といった伝統的なものから銀行職やIT分野など多岐に渡っており、職業の種類や経験年数によっては給料も大卒者に負けて劣らない。実際、職業訓練に進む人の割合は同一年齢層の3分の2に上る。 こうしたシステムで大学進学を選択した高校生たちには「マトゥラ/マ
人口約500万人の北欧の国、ノルウェーは1960年代に開発が始まった北海油田の恩恵を受け、世界で最も裕福な国の一つとして知られている。しかし、石油産業の衰退とともに、新たな起業ムーブメントも起こっている。 首都のオスロは欧州のスタートアップのハブとしての存在感を高め、新興企業に対する投資熱も高まっている。ノルウェー政府は「Innovation Norway」などのイニシアチブを推進し、政府の支援を受けた環境関連の投資企業「Investinor」も設立された。 AIを投入したスマートビデオカメラなどの製品で知られる「Huddly」のCEOを務めるJonas Rindは、ノルウェーはアーリーステージの企業には最適な環境だと述べる。 「オスロには先端的なテクノロジーを活用し、リアルな世界の問題を解決しようとする企業が集結している」と彼は述べる。 ノルウェーでは様々なインキュベーターやアクセラレー
革命とロマンの国フランスで、AIを使った教育革命が起きそうだとの情報をキャッチしました。 9月から、ESGマネジメントスクールのオンラインプログラムに人工知能『Nestor』が導入しているんだとか。 なんでもオンライン授業に顔認識を導入して、生徒が集中しているかをチェックするとのこと。 オンラインだからって気を抜いてると痛い目にあう時代…… ちょっと怖い気もしますが、これから導入が進みそうなシステムなので紹介します。 世界の教育者から注目を浴びる『Nestor』まずは動画をどうぞ。 動画で紹介されているAIを導入したことで教育へのメリットをまとめると、こんな感じ。 生徒の授業に対する集中力向上物理的に対面せずに、生徒の反応を定量的に見れる個人に合った指導が可能SNS上のデータを機械学習で応用可能授業を欠席した生徒にオンライン授業を提供 メリットだけを眺めると、大したことないものに見えますが
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