バッテリーを充電器の上に置くだけで充電できる、無接点充電規格「Qi(チー)」に対応した機器が増えている。ケーブルでつないだり、バッテリーを外して充電器に装着したりする煩(わずら)わしさがないのが魅力だ。一体どういう仕組みなのだろうか。 無接点充電規格「Qi」とは? 無接点充電とは、その名の通りケーブルに接続したり、金属の接点同士を接触させたりすることなく充電する技術のことだ。「非接触給電」「ワイヤレス給電」と呼ばれることもある。いくつかの方式があり、ゲーム機のコントローラーやコードレス電話の充電など、以前から実用化はされている。しかし、これまでは各社が独自の方式を用いていたため、機器間の互換性がなかった。 こうしたワイヤレス給電の国際標準規格として策定されたのがQiだ。仕組みは電磁誘導方式。電磁誘導とは、2つの隣り合ったコイルがあるとき、片方のコイルに電流を流すと磁力が発生し、それによりも
パナソニックの「チャージパッド」シリーズは、国際標準規格「Qi(チー)」に対応した無接点充電パッドで、モバイルバッテリーやニッケル水素電池を置くだけで充電できる。その利用方法や使い勝手をチェックした。 2010年7月にWPC(Wireless Power Consortium)が策定した無接点充電規格の「Qi(チー)」。まだ新しい規格だが、すでに日立マクセルが「エアボルテージ」を2011年4月に発売し、続いてパナソニックも「チャージパッド」を6月に発売するなど、無接点(非接触)充電システムが相次いで登場している。NTTドコモも「おくだけ充電」(外部リンク)に対応した「AQUOS PHONE f SH-13C」を発売し、対応機種の拡充が期待される。 新しい物好きな筆者は家電量販店でチャージパッドシリーズを購入してみた。チャージパッドはQiに対応しているので、今後Qiに対応したケータイやデジカ
eneloopシリーズは、繰り返し使えることによる経済性・環境負担軽減だけでなく、それまでの充電池にあった「容量が少ない」「自然放電が早い」という問題を解消したことで広く支持されています。 新しく発売された『eneloop pro』は、従来型の容量を約25%アップ(1,900mAh → 2,400mAh)し、利用時間をさらに伸ばすことに成功した製品です。 2本でiPhone 4を7割充電 単三型であらゆる用途に使えますが、iPhone 4の充電で、容量アップの恩恵がどの程度得られるのか試してみました。 使用したのは、単三型2本が入るスティックタイプのUSB出力付き外部電源『eneloop stick booster 』です。 フル充電した『eneloop pro』と従来型のeneloopをそれぞれ2本用意し、完全に放電したiPhone 4を充電するテストを行ってみました。 結果は、従来型で
文具・事務機メーカーのナカバヤシは、水を入れると発電する電池「水電池 NOPOPO」を8月下旬に発売すると発表した。未開封で約20年保存できるといい、災害時や非常用の備蓄品として利用できるとしている。 単三形で、付属のスポイトを使って本体の穴に水を入れれば発電する。水を入れることで化学反応を起こして電池として機能する仕組みだ。通常の乾電池は使っていなくてもわずかに放電しており、長期の保存の間に電池容量が減っていくが、水電池は水を入れなければ長期間の保存が可能という。 水分があれば発電でき、ジュースやビール、唾液でもOK。LEDライトの場合は電池1本で約5時間使用できるという。電力が弱まれば、再び注水すれば数回繰り返し利用できるという。 未使用時の重量は100本で1.5キロと、一般的な電池(100本で2.3キロ)より軽く、大量備蓄にも向くとしている。水銀などの有害物質も含んでおらず、使用後は
エレコムから、iPod/iPhone向けの充電式外部バッテリーが2種が発売されます。 容量の異なる2種類で、それぞれブラックとホワイトの2色のカラーバリエーションが用意されています。 内蔵電池を充電するための、USBケーブルが付属しています。 iPod/iPhoneとの接続用のDockコネクタケーブルは付属していません。 6月下旬発売予定です。 DE-A01L-4710シリーズ 容量4,700mAhのリチウムイオン電池を搭載。 iPhone 4なら約2回充電できる。 税込各8,400円。 DE-A01L-3010シリーズ 容量3,000mAhのリチウムイオン電池を搭載。 iPhone 4なら約1.2回充電できる。 税込各7,035円。
金賞を受賞した山口克弘さん(左)と石井ももさん(右)=ドイツ・ハノーバー市=インダストリアル・フォーラム・デザイン・ハノーバー提供 群馬県高崎市のデザイナー夫妻が、乾電池の斬新なデザインを考案した。国際工業デザイン賞「iFデザイン賞」のアドバンススタディー部門で、日本人初の金賞を受賞した。 iFデザイン賞は1953年に創設され、世界三大デザイン賞の一つともいわれる。ドイツの工業デザイン団体の主催。同部門は製品化されていない商品のデザインが対象だ。 夫妻は、沖電気系のOKI(オキ)プロサーブ・デザイン事業部(高崎市)マネジャーの山口克弘さん(46)と、妻で住宅設計などを手がける石井デザイン事務所(同市)スタッフの石井ももさん(33)。石井さんは1級建築士でもある。 考案したのは、化粧品のボトルを思わせるカラフルな乾電池。半球状のプラス極には「+」のかたちをした端子が、くぼんだマイナス極には「
日立マクセルに続きパナソニックもワイヤレス給電製品を投入、その意義は何か:ワイヤレス給電技術 Wireless Power Consortium(WPC)(1/3 ページ) 日立マクセルに続きパナソニックも、ワイヤレス給電関連の製品を投入した。いずれも、「Wireless Power Consortium(WPC)」のQi規格に準拠しており、互換性が確保されていることが特徴だ。 二次電池を内蔵したさまざまなエレクトロニクス機器を使い続けるには、定期的に充電ケーブルを接続して充電する必要がある――。その常識が、少しずつ崩れていくかもしれない。充電ケーブルを使わず、置くだけで電力を供給できることを売りにした、ワイヤレス給電製品の市場投入が続いている。 日立マクセルは、iPhone4を置くだけで充電することができるワイヤレス給電パッド「WP-PD10.BK」と、iPhone4用充電ケース「WP-
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く