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経済と欧州に関するR2Mのブックマーク (9)

  • 世界が学ぶべき北欧諸国:次なるスーパーモデル

    (英エコノミスト誌 2013年2月2日号) 北欧諸国には、右派の政治家も左派の政治家も学ぶべきことがある。 こと政府の改革に関しては、やや小さめの国が最先端を行くことが多い。1980年代には英国がサッチャー主義と民営化のおかげでトップを切っていた。小国シンガポールは、以前から多くの改革者のロールモデルになっている。そして今、どうやら北欧諸国がそれと同じ役割を担うことになりそうだ。 平均的な人間として生まれ変わるなら、北欧がいい(写真はストックホルム)〔AFPBB News〕 その理由の1つは、北欧の主要4カ国(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)が、かなり堅調だということだ。 世界のどこかで、平均的な才能と収入を持った人間として生まれ変わらなければならないとしたら、北欧がいいだろう。北欧諸国は、経済競争力から社会の健全さ、幸福度に至るまで、あらゆる分野で上位を占めている。

    R2M
    R2M 2013/02/04
    あわせて読みたい「欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ~(笑)」 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__121124.html スウェーデンを引き合いに出すなら特に!
  • 格付け巡る英仏間の論争は英国優位 フランスの格下げが妥当な理由

    フランスのバロワン経済相(写真)と中銀のノワイエ総裁が相次ぎ英国と比較する発言をし、英国の反発を買っている〔AFPBB News〕 「現時点では経済的には英国人であるよりもフランス人である方が望ましい」(フランスのフランソワ・バロワン経済相) 「彼ら(格付け機関)は、我々よりも赤字が大きく、同等の債務を抱え、インフレ率が高く、成長率が低く、信用が収縮している英国の格下げから始めるべきだ」(フランス銀行のクリスチャン・ノワイエ総裁) フランスの状況を英国と比較した先週の一連の発言は、明らかに組織的なものだった*1。これらの発言で筆者の興味をそそったのは、とにかく死に物狂いな様子だ。 フランスの経済政策を担うエリート層はもはや、世界を理解していない。彼らは気で、英国よりフランスの方がうまくやっていると思っている。 フランスの民間部門は英国よりずっと健全だ。フランスは財政緊縮という正道をしっか

  • 欧州銀がドル資金を必要とする理由

    今日(2011/11/3)の『日経済新聞』朝刊の経済2面に「国際市場、ドル調達不安 欧州銀は一段と厳しく」という記事が載っている。この種の話題はこの間ときどき取り上げられているけれども、そもそも、どうして欧州の金融機関が(ユーロ建てではなく)ドル建ての資金を大規模に調達する必要があるのだろうか? その理由は、実は2007年以降の米国発の金融危機と深く関連している。 2007年以降の金融危機は、最初はいわゆるサブプライム・ローン問題として始まった。そのこともあって、当初は危機の原因は「証券化」にあるという見方が有力になった。すなわち、証券化に典型的なオリジネート・ツゥ・ディストリビュート(originate to distribute、組成だけして、後は転売してしまう)というビジネス・モデルのゆえに、野放図なリスク・テイクが行われたというのである。 「証券化商品の場合には売却して投資家にリ

    欧州銀がドル資金を必要とする理由
  • 米国は巨大な債務担保証券? - himaginary’s diary

    以前、欧州の銀行が米国のシャドウバンキングを支える上で大きな役割を果たしていたということを明らかにしたHyun Song Shin論文を紹介したが、それを元にJayanth R. Varmaが面白い比喩を書いている(Mostly Economics経由)。 Varmaはまず、以下のようにShin論文を要約している。 While there has been much discussion of how the US has been relying on capital flows from Asia, there is little mention of Europe as a financing source. This is because Europe is not a significant source of net capital flow for the US – afte

    米国は巨大な債務担保証券? - himaginary’s diary
  • これが本当ならば我々はおしまいだ - himaginary’s diary

    と題したMRエントリ(原題は「If true we are doomed」)でタイラー・コーエンが、「Global Banking Glut and Loan Risk Premium」というHyun Song Shin論文を紹介している。元のポインタはクルーグマンで、コーエン以外にはデロングが同論文にリンクしたほか、ケビン・ドラムがその内容を簡単に要約している。 各人が注目したのは、欧州の銀行が米国に多額(2007年のピーク時で約5兆ドル)の貸付を行っている、というShinの分析。それが当だとすると、欧州の銀行がデレバレッジで貸出の縮小に走れば、米国も甚大な影響を受けることになる、というわけだ。 Shinはその貸出のスキームを以下の模式図で表わしている。 ここで話をややこしくしているのが、欧州の銀行の米国法人が調達した資金が、いったん国の店に渡り、その後にシャドウバンキングを通じて

    これが本当ならば我々はおしまいだ - himaginary’s diary
  • ユーロ圏の解体がとてつもなく難しい理由

    ユーロ圏の加盟国は、こんな買い物をしなければよかったという激しい後悔に見舞われている。多くの人は、20年近く前に購入し、1990年代終盤から2000年代にかけて組み立てた部品一式を分解したいと思っている。 だが、分解はできず、欧州の協調構造全体と一緒に壊すしかない。 一方、世界は怯えながら、ユーロ圏で相次ぎソブリン債務・銀行危機が勃発するのではないかと事態を注視している。もしそうなっても、欧州の愚行が世界に破滅をもたらすのは初めてのことではない。 欧州統合プロジェクトの原動力となった理想主義は消え去った。自己利益はその代用として不十分なことがはっきりしてきた。苛立つ有権者に対して責任を負う各国の政治家の不手際は、事態をさらに悪化させている。 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の欧州担当チーフエコノミスト、ジャック・カイユ氏は、最近のリポートで政治家の失態を強調している。同氏に

    R2M
    R2M 2011/09/22
    ドイツが離脱したら間違いなく未来永劫恨まれるな。
  • 危機のたびに結束が強くなるユーロ圏 欧州中央銀行はそろそろデュアル・マンデートを追求しても良いのではないか?  : Market Hack

    ギリシャとトロイカとの話し合いの再開のメドは今のところ立っていません。 今回のように危機に次ぐ危機で悪いニュース一色になると投資家のマインドも暗くなりがちです。 ただ「欧州のアルマゲドン・シナリオは不可避だ」と結論付けるのは深慮ある行動ではないと思います。 なぜならユーロ圏が危機に瀕したのは今回が初めてではないからです。 いや、過去の実績では欧州が危機に見舞われるごとにユーロ加盟国の結束は強化されました。その結果、欧州の統合は逆に加速しました。 1992年、ジョージ・ソロスがポンドの急落で大儲けしたエピソードは皆さんもご存じかと思いますが、当時は未だ通貨ユーロは存在しませんでした。 将来、通貨ユーロを導入することに向けて各国はERM(エクスチェンジ・レート・メカニズム)という緩いレートのレンジを設定していました。 1991年に米国が不景気になると連邦準備制度理事会は金利引き下げを繰り返し、

    危機のたびに結束が強くなるユーロ圏 欧州中央銀行はそろそろデュアル・マンデートを追求しても良いのではないか?  : Market Hack
  • 欧州中銀総裁「銀行に無制限に資金供給」 - 日本経済新聞

    欧州の財政と金融を巡る不安が再び高まり、世界の市場で投資家の弱気な心理が改めて広がっている。債務危機に直面するギリシャの国債を抱える欧州の銀行に経営不安が飛び火している現状を踏まえ、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は12日、銀行への資金供給を無制限に実施する方針を表明。欧州発の金融不安の沈静化に努める姿勢を鮮明にした。【バーゼル(スイス)=菅野幹雄】日米欧など主要国の中央銀行総裁は12日、

    欧州中銀総裁「銀行に無制限に資金供給」 - 日本経済新聞
  • 社説:景気が減速しているのに動かないECB

    (2011年9月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 9月8日に任期内で最後から2番目となる記者会見を行ったのは、威勢のいい欧州中央銀行(ECB)総裁だった。ジャン・クロード・トリシェ総裁は別れの言葉のように、ECBのインフレ抑制の実績と危機対応を擁護した。 それでも、トリシェ総裁と同僚たちは4月と7月に誤って引き上げた金利を据え置くことで、犯したミスに輪をかけてしまった。 誤った利上げを据え置いたのはなぜか トリシェ総裁は成長とインフレの予想を下方修正し、世界経済の減速を指摘する人々の合唱に加わった。 同じ日、経済協力開発機構(OECD)も大幅に下方修正した経済見通しを発表した。OECDは今春、成長見通しは利上げを正当化していると述べたが、今では先進工業国では年末まで景気が停滞し、ドイツでは経済が縮小すると予想している。 同じような悲観論から、イングランド銀行の金融政策委員会も政策金利

    R2M
    R2M 2011/09/12
    「特に残念だったのは、市中銀行が中銀に預け入れる資金に払う金利をECBが引き下げなかったことだ。」「だが、銀行は次第にこうした流動資金を互いに融通し合うのではなく、ECBに預金するようになっている。」
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