(笑)。 あの、サンデルさんのことを、 テレビで拝見したり、 サンデルさんの本を読んだりしたとき、 いちばん素直に思ったのが、 「どうしてこの人は こんなふうになったんだろう?」 っていうことだったんです。
いや、すみません、ええとですね、 ゼンリンさんの地図で ぼくの田舎のあたりを見ていたら 実家の建物の後ろに 「山口材木店」てあったんですよ。
Lesson539 おかんの昼ごはん 連休、 ふるさとに帰ってみると、 おかんが「老いて」いた。 一緒に、夕飯のしたくをしながら、 あぜんとした。 おかんは自分から始めようとしない。 私にやらせようと、 指示ばかりしている。 「きゅうりを切って」とか、 「うなぎを温めて」とか、 私が言われたことをやっていると、 そばにひっついてばかりいる。 じっと見ていたり、 無駄話したり、 私の切り方に注文をつけたり、 いっしょに切ろうとしたり。 分担というか、分業が、いっこうにはかどらない。 「おかあちゃん、卵を焼いたら?」 私は、分業をうながした。 どう考えたって、 手分けしたほうが早い。 おかんは、そろそろと、ボウルをもってきて、 私のほうへ向けて言った。 「ほんなら、ここへ、 卵をわって、いれてェ。」 わたしは、苛立つような、哀しいような、 泣きたいような気分になって、つい声をあらげた。 「おか
【日時】2010年8月7日(土)~22日(日) 11:00~21:00 ※日曜は20:00まで 【場所】表参道ヒルズ スペース オー(本館B3F) 【入場】一般300円/大中高生200円/小学生以下無料 くわしくは、こちらのページをごらんください。 およそ2年ぶり、待望の写真集。 梅佳代さんの原点ともいえる スナップ写真でつづられます。 ウメップ=うめかよ+スナップ。 頭からつぎつぎにめくっていくたのしさ、 ぜひ味わってください。 リトルモア刊 定価:2100円(税込) 木村伊兵衛賞写真家・梅佳代さんの 待望の第3弾写真集は『じいちゃんさま』。 女子高生だったころから あしかけ10年間にわたり撮り続けてきた 祖父・勝二さん(93歳)を 全編にわたり、フィーチャー。 「じいちゃんを 長生きさせるためにつくった」という、 家族の愛情にみちあふれた、 でもやっぱりどこか「おもしろい」写真集。 リ
糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 品がいい考。 2009-02-09 なにか食べて、「品がいいね」だとか、 「品のいい味でしたね」なんていうときのことを、 ちょっと思い出してみるとね。 ほんとに、腹の底から「おいしかった」っていうときと、 ぜんぜんちがうんだよね。 けなしちゃいないわけだ。 「品がいい」ということは、悪口じゃない。 たしかに、ほめようとしているんだ。 だけど、遠いんだよね、 じぶんにとってのうれしいことじゃないという感じ。 もちろん、それは、 ぼく自身が「品のいい」人間じゃない ということと、おおいに関係があるよ。 ぼくなんかが「品のいい味でしたね」なんて言うときは、 それなりに脳みそがしゃべっているんだろうね。 たまに、「品がいい」のと「うまい!」が、 同時
Lesson423 結婚しても働きますか? ――3.社会的矯正から自由になる 「結婚しても働きますか?」 という選択肢そのものが、男には与えられていません。 私は、37歳・男で、 家族を守るために働いています。 しかし、妻は、「仕事をやめる」選択肢も持っていて、 いざというとき、選ぶこともできるのです。 以前、「僕が家庭に入って君をサポートするから、 君は外で思い切り仕事したらいいよ、と言ったらどうする」 と訊いたら、 妻は「そんな非現実的なこと」と検討すらしませんでした。 そういう提案を真剣に検討しようとする女性が どのくらいいるでしょうか? (読者 haraさんからのメール) 自分だったらどうするか? と考えてみた。 ちょっとショックだった。 「いや」、なのだ。 それは、夫が病気になるとか、 育児とか、親の介護とか、なにか事情ができたら、 私も夫のために喜んで働く。 だけど、ただなにも
Lesson167 「くずれ」ない行き方 「学者くずれ」とか、「作家くずれ」とか、 世に「くずれ」という言葉があるけれど、 この、「くずれ」って何? というのが、ずいぶん長い間、ナゾだった。 私自身は、「くずれ」た人に会ったことなどない。 仕事で、学者さんにはたくさんお会いする。 また、学者なみの知識があっても、 はなから学者を目指さない人もいる。 いったん学者を目指したが、 転向して、他の仕事で活躍している人、 時間がかかっても、学者を目指している人、 みな、全然「くずれ」てなどいない。 だから、最初に、友人が、この言葉をつかっているのを 聞いたとき、ずいぶんと嫌なことばだなあ、と想った。 学者は、りっぱな仕事だが、 たくさんある職業のうちのひとつ、 目指す人は、一生かけて目指せばいいし、 目指したくない人は目指さない。 どんな仕事であろうと、 別に「くずれ」る必要などない。 それで、私
睡眠論の第2走者は 「ほぼ日」では『海馬』の著者としておなじみの 脳のスペシャリスト、池谷裕二さんです。 眠っているあいだ、頭の中では 勝手にいろんなものが登場して いろんなことが起こっているらしいです。 もしかして、いま、 寝ている場合じゃない状況ですか? そんなときこそ、ちょっとだけ、 眠ってみるといいかもしれません。 すばらしい脳の眠りの世界へ、どうぞ。 池谷さんに、久しぶりにお会いできたので、 スタッフみんなで集まって ときどきゴハンをつまみながら、お話を聞きました。
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