最近は健康志向の人が増え、栄養価が高いとされるスーパーフードと呼ばれる食品も注目されている。しかし、これらの食品は身近なスーパーマーケットなどで入手しにくいことも多い。そんななか、身近な果物のキウイフルーツがスーパーフードのように、心身を健康に保ち、向上させる驚くべき機能があることが分かったという発表が、7月14日に東京・千代田区で行われた「キウイフルーツ・プレスセミナー」であった。 現在日本の市場で出回っているキウイフルーツは主に3種類。果肉が緑色のグリーンと、果肉が黄色のサンゴールド、ゴールドに分かれる。キウイフルーツは、果物の中でも群を抜いて栄養価が高く、特にビタミンC含有量が多いことでも知られているが、駒沢女子大学・人間健康学部健康栄養学科の西山一朗教授によると、果肉の色によってそれぞれに特徴があるという。 「グリーンに多く含まれるのが食物繊維で、レタスと比べると2倍以上の含有量。