品薄になっているマスクの転売が15日から禁止となり、ネット上ではマスクの出品は姿を消しました。転売目的の買い占め防止につながると見られますが、品薄の状態はしばらく続く見込みで、政府はさらなる増産を目指す方針です。 個人や業者が医療用などのマスクを、仕入れ価格より高値で転売する行為は、ネット上の取り引きを含めて15日午前0時から禁止されました。 15日午後の時点で、主なオークションサイトやフリマアプリでは、手作り用のひもやガーゼなどのマスクの材料やプロレス用などを除いて、マスクの出品は姿を消しています。 ヤフーが運営する「ヤフオク!」やフリマアプリの「メルカリ」、楽天が運営する「ラクマ」などは出品状況を監視していて、マスクの出品があった時点で削除しているということです。 違反した場合は1年以下の懲役か、100万円以下の罰金が科されるため、転売目的の買い占め防止につながると見られます。 政府は