【ニューヨーク=小川義也】米マイクロソフト(MS)は17日、2015年6月までに全社員の約14%に相当する最大1万8000人を削減する合理化計画を発表した。4月に買収手続きを完了したノキア(フィンランド)の携帯端末部門が中心で、最大16億ドル(約1600億円)の関連費用を計上する。MSの社員数は6月5日時点で12万7104人。ノキアの携帯端末部門買収に伴い、約2万5000人増えていた。最大1万
Windows Phone 7のローンチイベントでは、同スマートフォンのエンターテインメント性が強調されたが、市場で成功するためには企業ユーザー向け機能の充実が重要だ。 米Microsoftの「Windows Phone 7」の盛大なローンチイベントは、例によって同社が新製品の発表で繰り広げるお祭り騒ぎとなったが、今回はかなり重要なお祭りだったようだ。 最大のポイントは、Windows Phone 7が見事なスタートを切り、モバイル市場でMicrosoftが存在感を示し続けることができるかどうかだ。今のところ、Microsoftは最善を尽くしているようだ。 しかしながら、Microsoftの最善策が万全だと言えるのかどうかはまだ分からない。Windows Phone 7には必要なパーツはすべてそろっているように見える。一見すると、同OS搭載携帯電話はAndroid携帯とそっくりだからだ。し
MicrosoftがKINの開発を終了したのは「一般社員にとって全社的な恥」と同社社員は語る。「KINが大失敗したのに誰もクビにならないなんて信じられない」という声も。 KIN終了は「全社的な恥」とMicrosoft社員 Microsoftが発売から2カ月足らずでソーシャル携帯「KIN」を開発終了したが、あるMicrosoft社員はこの決定を「一般社員にとって全社的な恥」としている。この匿名の社員はKINについて「そもそも、立ち上げるべき優れた製品だとは誰も思っていなかった」と語っている。しかも社内で行われたKIN立ち上げパーティーには、KINから得た売り上げ以上の費用がかかっていたという。「社員として恥ずかしいし、株主として腹が立つ。コンセプト実証のための製品ではあったが、何かほかのものを立ち上げるべきだった」 ほかにも現社員や元社員がネットに寄せたコメントによると、KINにかかわってい
発売から2カ月足らずで終了が決まった「KIN」プロジェクト。月額料金の高さが弱点として指摘されていたが、開発過程でも迷走があったようだ。 Microsoftがソーシャル携帯「KIN」を発売してから50日たたないうちに、そしてわたしが「Microsoft KINの値下げはトラブルの兆候」というコラムを書いてから24時間たたないうちに、同社はKINプロジェクトの終了を発表した。 「KINチームはWindows Phone 7チームに統合し、KINの貴重なアイデアと技術を将来のWindows Phoneに取り入れる」とインターネットで出回っているMicrosoftの声明文には書かれている。 Verizonは最近、ずんぐりした「KIN ONE」を2年契約付きで49.99ドルから29.99ドルに、長方形のKIN TWOを99.99ドルから49.99ドルに値下げした。これらの端末は通話機能に加え、SN
バルマーCEOはD8で、「われわれは1周遅れてしまった」と語り、iPhone版Safariを「Appleの携帯電話における最大の差別化要因」と評価した。 米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOは6月3日、D8 Conferenceにおいて、同社がスマートフォン分野で誤りを犯したと述べるとともに、米AppleのiPhoneや販売台数を伸ばしているAndroid搭載端末などの競合製品の強さを認めた。 このディスカッションの詳細な内容はD8 ConferenceのWebサイトに掲載されているが、記事の形に整理されているわけではない。 「われわれはこの分野で先行していたが、現在は市場で5番目の位置にいる」――壇上の質疑応答セッションで、バルマー氏はWall Street Journalのウォルト・モスバーグ氏にこう答えた。「われわれは1周遅れてしまった。既に発表した通り、Windows
マイクロソフトが「Pink」というコードネームで開発されていた携帯電話の新製品を現地時間の4月12日に発表する予定であることを先週お伝えしましたが、ついに本日未明、高性能なスマートフォン「KIN」シリーズ2機種を発表しました。 いずれもフルキーボードを搭載した、各種ソーシャルネットワーキング(SNS)サービスへの対応を前面に押し出したシャープ製端末となっており、音楽再生や高画質の動画撮影などに対応しています。 ※14:43に詳細なスペックを追記しました。 詳細は以下から。 Microsoft Ushers in the Next Generation of the Social Phone With KIN, a New Windows Phone: Microsoft, Sharp, Verizon Wireless and Vodafone unveil KIN, a new Wind
Microsoftがネイティブアプリ構築手段を提供するまでは、AndroidとMaemo向け「Firefox for Mobile」の開発に専念する。 Mozillaは米Microsoftの次期スマートフォンOS「Windows Phone 7 Series」向けのモバイルブラウザの開発を中止する。Mozilla Corporationでモバイルチームの技術リーダーを務めるスチュアート・パーメンター氏が自身のブログで明らかにした。 パーメンター氏は、「Windows Phone 7は興味深いOSであり、市場での可能性も持っているが、残念なことにMicrosoftはこのOS向けのネイティブアプリケーション開発への道を閉ざす決定をした。このため、現在のところFirefox for Windows Phone 7を提供することはできない。将来MicrosoftはWindows Mobile 6.
Windows Phone 7 Seriesへのアップグレードは不可能?――確答を避けるMicrosoft Windows Mobile 6.xで現在動作中のスマートフォンは新しい「Windows Phone 7 Series」にアップグレードできないという報道が広く伝えられているが、米Microsoftではこの件に関して確答を避けている。 アジア・太平洋地域でMicrosoftのモバイル通信事業を担当するジェネラルマネジャー、ナターシャ・クワン氏は、3月1日付の「APC」誌の記事で「Windows Phone 7 Seriesには厳格な要件があるため、現在出回っている携帯電話はアップグレードできない」と語っている。さらに同記事によると、Windows Phone 7 Seriesのタッチ式インタフェースに対応すると思われるフルタッチスクリーンを搭載したスマートフォン「HTC HD2」も、
Microsoftは次の期待のモバイル製品「Windows Phone 7 Series」を、Mobile World Congressで発表した。だが、同OSを搭載したデバイスが2010年の年末商戦に合わせて発売されることを考えると、その影響が市場に現れるまでには1年あまりかかりそうだ。その上、Microsoftのモバイル市場シェアが減少していることはよく知られている。その一方で、多数のアナリストは既に、Windows Phone 7とその市場への影響についてコメントし始めている。 Windows Phone 7 Seriesは、Xbox LIVEとZuneソフトを統合し、ユーザーの生活に関係があると思われる分野のコンテンツを集約した「ハブ」を備える。例えば、「People」ハブにはOutlook、Windows Live、その他SNSのデータが集約される。ハブは全部で「People」「
Microsoftは携帯電話ビジネスで失地回復を目指しており、その取り組みの中で、2010年には2つのバージョンのOSを提供するようになる見込みだ。 Microsoftの計画に詳しい情報筋によると、同社は「Windows Mobile 6.5」をさまざまな携帯電話機メーカーに広く販売し続けながらも、数社の携帯電話機メーカーとより緊密に協力して、数年前から開発中であるWindows Mobileの新しいバージョンを基にした携帯電話を販売しようとしているという。 Windows Mobile 6.5はMicrosoftが以前から販売しているモバイル向けOSのいわば暫定的なアップデートだが、Microsoftは並行して同OSの全面的な刷新にも取り組んでいる。同社は、「Windows Mobile 7」と、長期にわたって進行中の「Pink」プロジェクトの両方の計画で、より高度な音声およびタッチイン
In an attempt to encourage developers to bring their software to Windows Mobile, Microsoft has published a technical document describing how to port applications from the iPhone to the platform one company official said has a superior Web browser. Speaking at the Microsoft Financial Analyst Meeting last week, Robbie Bach, the company's president of Entertainment & Devices Division, told investors
Microsoft has published a case study detailing how to port an iPhone application to its Windows Mobile platform as it prepares to launch an online store for mobile applications to compete with Apple. A post on The Windows Blog highlights a case study published on Microsoft’s Microsoft Developer Network (MSDN) site containing a detailed technical blueprint that describes the porting of the iPhone a
Microsoftは「Windows Mobile」の利用を拡大する強力な刺激策を発見した。少なくとも同社に職がある人に対しては。 Microsoftは「BlackBerry」や「iPhone」などあらゆる非Microsoftデバイス利用従業員の携帯電話データプランについて、支払いを取りやめた。 この方針はすでに2009年に入って実施されていたが、いまSilicon Alley Insiderの記事を契機に報道をにぎわしている。 驚くような動きではまったくない。携帯機器のOSを1つか2つに統一し、利用料金の補助をそれらの機器に限定している企業は数多い。 Microsoft関係者は米国時間6月15日、「Microsoft従業員に対するデータプランの補助は、Windows Mobile搭載機に限定されている」ことを認めた。 このMicrosoft関係者は電子メールで「この方針は2009年に入っ
米国時間3月2日朝、いくつかのテクノロジ系ブログが、Vogueの最新号に掲載されたMelinda Gates氏のインタビューを部分的に引用し、大きく取り上げている。 Vogueの記事によると、Bill Gates氏とMelinda Gates氏は、自宅内を「iPhone」および「iPod」禁止にしているだけでなく、3人の子供たちにもこの2つの機器の使用を禁じている(ほかのApple製品に関する規則については触れていない)という。 この記事は主にGates Foundationについて取り上げており、同財団が「世界の飢餓」をどのように解消しようとしているかについて書かれている。われわれはもちろん、これを高く評価するが、ここではつまらない表面的なことにこだわるつもりだ。よろしく。 Gates氏はVogueに対し、「わが家の禁止リストには、ほとんど何も載っていない。でもiPodとiPhoneの2
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マイケル・ガーテンバーグによると、Microsoft Phoneに関するわたしの見解は間違っているという。ちょっと待って、マイケル。 「わたしはMicrosoft Phoneの登場を信じている」――。11月24日、わたしはブログにそう書いた。この記事をめぐっては、Microsoft Watchの記者らの間で活発な議論が交わされ、一部には外部からも意見が寄せられた。 そして25日の夕方、わたしはマイケルからインスタントメッセージ(IM)を受け取った。彼はわたしが以前JupiterResearchに勤めていたときの上司で、その後、MobileDevicesTodayのアナリスト兼ブロガー兼編集者に転身している。マイケルは「Microsoftが近い将来、自社ブランドの携帯電話を投入することはないだろう」と題した記事を掲載している。彼の見解は以下の通りだ。 Windows Mobileはコアプラッ
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