原丈人さんの本を探すと、 『21世紀の国富論』(平凡社)という本が見つかります。 その本の帯には 「シリコンバレーで 数々の企業を成功させてきた 実業家が語る日本の未来」 と記されています。 アメリカで大きな成功をおさめた日本人らしい。 そして、いくつもの企業を育てるための後押しをする人? 正直言って、ぼくには縁遠い人だと思っていました。 しかし、本を読むとおもしろい。 ひとつは底を流れる「怒り」があること。 「怒り」を売り物にする人はいっぱいいるけれど、 この人の「怒り」は、静かで本気だと思えたのです。 もうひとつは、「希望」を軸にして行動していること。 解決策が必ずあるものだと信じきって動いている。 これが、とても気持ちよかったのです。 アメリカで成功した人のなかには、 こんな人もいるんだ‥‥と、興味はあったのです。 でも、その人と突然会うことになるとは、 思ってもいませんでした。 で
ベンチャー起業家Jason Calacanisが「ワーカホリックでない奴をクビにしろ」と書けば、37signalsのDHH(David Heinemeier Hansson)が「ワーカホリックこそクビにしろ」と書き、ブログで議論の応酬がなさているようです。 私も「ベンチャー」と「ワーク・ライフ・バランス」については一家言あります。まずはシロクマ日報さんのまとめ・所感を引用してみます。 シロクマ日報 > ベンチャー企業では、家庭を犠牲にしなければいけないのか? : ITmedia オルタナティブ・ブログ 従って重要なのは、「私生活を犠牲にせよ」「いやするな」という一般論を唱えることではなく、それが会社と、個人の人生の両面でプラスになっているかどうかを考えることだと思います。ただ一般的に言って、ベンチャー企業では不安定な状況に置かれる可能性が高いのは事実ですから、「ベンチャー企業では」という前
チームラボの理由 猪子 日本は、産業革命後に競争力のある自動車や鉄鋼が売れて豊かになった。テクノロジーオリエンテッド(technology-oriented)の何らかのアーキテクトが売れたから豊かになった。それが今後、情報化産業中心になっていくと思われる世界で、誰かがそういうことにコミットしていかないと社会全体が豊かじゃなくなる。それは嫌だなと 自分が60歳になったときに社会全体が豊かでヤッホー! と叫べる環境がいい。隣で誰かが死ぬのはつまらない。「別にそんなに綺麗ごとじゃない。もしかしたら(選択肢は)他にもいっぱいあったのかもしれないけど」、そう呟いた。 好きな仲間と共にいるために、起業 猪子 幸福ってシンプルな構造で出来ていて、目的を自分の好きな人達と共有して、その目的に向かうプロセスを共有している瞬間を人は幸福だと感じるわけ。下世話な話、先進国になればなるほど幸福度って下がるのね。そ
話題の書「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(日本経済新聞社)上下巻を正月休みを挟んで読み終わりました。 この世界一の大富豪であり投資家のこれまでの軌跡を読むことで幾つかの新たな発見がありました。 バフェット氏個人に対しては、やはりですが、いわゆる少年時代から投資オタク(マネーオタク)でありました。 少年時代から猛烈な新聞配達とチューインガムのバラ売り!高校時代にはゲーム機を地元の床屋にレンタルし荒稼ぎし、更に高校卒業と同時に霊柩車(もちろんレンタル用)を買ったことには、流石に驚きました(笑)。 (村上ファンドの村上さんもびっくりの青少年時代です) 更に大学時代に株式投資に関わる恩師に出会い。卒業時には親戚縁者か集めたお金で早くも独自のファンドを作ったと。 これは日本で例えるならば将棋オタクの天才少年が長じてプロの世界で「名人」になったのと同じであり、その世界が「将棋」ではなく「投資
企業価値評価・経済・金融の仕組み・株式投資を分かりやすく解説。理解を促進するためのDVDや書籍も取り扱う板倉雄一郎事務所Webサイト
大調査というか、数名に行ったアンケートじゃないか。というツッコミをまずしておきます。 史上初の大調査 10年後も「絶対に生き残っている」会社(現代ビジネス) 内容としては、特に新しいものはないです。毎月発売されるマネー誌を立ち読みしていれば、どこかで似たような企画を発見します。とはいえ、文末に付されている主要企業一覧(パドック表)とそれに対する業界寸評は興味深く読みました。でも、これって「生き残る」企業ではなく、単なる人気投票ですね。 国際ビジネスブレイン代表の新将命氏はさらに、「企業衰退のABCを侵せば、DEATHに陥る」と警鐘を鳴らす。 「Aはアロガンス(傲慢)、Bはビュロークラシー(官僚主義)、Cはクライシス・マネジメント(危機管理)です。トヨタ自動車のリコール問題では、これらが悪く出てしまった結果、世界から不当とも思えるほどバッシングされた。 傲慢に陥り、顧客の声に十分に耳
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く