2009年11月にあのバークシャー・ハザウェイがバーリントン・ノーザン・サンタフェ鉄道(BNSF)を約2.4兆円で買収して、世間をあっと言わせました。彼は借金して株を買うことはないと、それまで言っていましたが、このディールでは少し借金をしました。
2009年11月にあのバークシャー・ハザウェイがバーリントン・ノーザン・サンタフェ鉄道(BNSF)を約2.4兆円で買収して、世間をあっと言わせました。彼は借金して株を買うことはないと、それまで言っていましたが、このディールでは少し借金をしました。
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタ・フェ社(BNSF)の77%の株式を取得することで合意に達したとのこと。鉄道事業はある意味旬のテーマである。ひとつはグリーンニューディールの旗手として、もうひとつはインフラ整備投資対象として。 NY時代に株の運用を担当していたときには、チームで選んだ鉄道株が大当たりだった。まさにモーダルシフト(輸送手段が環境問題などをきっかけに転換し始めたこと)の波の最初に乗れた。2005年ごろ原油価格が当時上がり始めていたことは、米国においても様々な点で変化をもたらし始めていた。もともと国土の広い米国では鉄道利用率は比較的高かったはずだが、それに加えて発電所などの燃料における石炭への需要が高まった事があると思う。アメリカではアパラチア山脈で大量に石炭が取れるのであり、電力会社などがコストの安い石炭発電(割と簡単
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その規模を別にすると、バークシャー・ハザウェイが米鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNSF)に行った買収提案は、これ以上ないほどウォーレン・バフェット氏らしい買収である。 まず、バフェット氏は今回、会社を差し出されたようなものだった。 バークシャーはもともとBNSF株の22.6%を保有しており、ある時、バフェット氏が取締役会に出席した際に、CEO(最高経営責任者)のマシュー・ローズ氏に残りの株式をすべて取得してもいいと示唆したところ、ローズ氏は同じ立場の多くのCEOがそうしたに違いないように、この申し出に飛びついたのだ。 多くの米国企業がバフェット氏のことを誰より望ましい買い手と見なすのには、2つの理由がある。 1つは、バフェット氏が概して、経営陣を尊敬している会社を買い、買収後も彼らに経営を任せることだ。ポストを巡る駆け引きがある上場企業の合併や、経営陣がすげ替えられる可能性
先日11月4日に以下の凄いニュースが飛び込んできました。 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは3日、新たに260億ドルを投じ鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェを買収することで合意したと発表した。 バフェット氏による企業買収としては過去最大規模となる。 バークシャーはすでにバーリントン株の22.6%を保有。残り77.4%に対し現金と株式交換により1株当たり100ドルで買収する。 買収価格はバーリントン株の2日終値に31.5%のプレミアムを上乗せした水準。 買収総額は340億ドルとなる。バークシャーはバーリントンの債務100億ドルも継承する。(ロイター) 買収金額だけでも約3兆円という凄い投資です。 また以下のコメントです。 バフェット氏は、バークシャーにとって過去最大規模の取引について「大きな賭けであり、とても満足のいくものだ。来月や来年につ
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