世の中の開発者が最終的に自分の手で実装してみたいソフトウェアの一つにテキストエディタが挙げられるかもしれません。本日紹介する「Kilo」はそんな夢に向かって踏み出すためのきっかけになるかもしれないコンパクトなテキストエディタの実装です。 Kiroはライブラリに依存せず(cursesでさえ)、標準のVT100エスケープシーケンスだけを使って作られたシンプルなテキストエディタで、唯一のソースコードkilo.cの行数は1000行以下というコンパクトさを誇っています。 int main(int argc, char **argv) { if (argc != 2) { fprintf(stderr,"Usage: kilo \n"); exit(1); } initEditor(); editorSelectSyntaxHighlight(argv[1]); editorOpen(argv[1])