イラブー汁を飲んだ事があるだろうか?イラブー汁はほとんどカツオ出汁の味で、イラブーの味がよく分からない。では生のイラブーを調理すれば味がわかるんじゃないだろうか。 イラブーの味はどんな味? 皆さんはイラブー汁を飲んだ事があるでしょうか?イラブーとは和名エラブウミヘビといいハブより強い毒を持ったウミヘビです。琉球王朝時代は久高島のノロ(神女)だけに捕獲が許されていて大変貴重なものだったといいます。イラブーは燻製にして保存され、久高島には今もウミヘビを燻製にする小屋「バイカンヤー」というのが残っています。 そしてイラブー汁はこの燻製のイラブーを丁寧に煮込んで戻したものなのですが、割と高い(1000円以上する)値段とイラブー汁を出すお店が少ないために食べたことがある人も以外と少ないのではないでしょうか? 僕は過去三回くらいイラブー汁を食べたことがあるんですが、「味は?」と聞かれたら「スープはカツ
沖縄で街路樹や庭木に「危」と書かれた板がぶら下がっているのを見たことがありますか?あれはいったい何なのか話を聞いてきました。 「あの板」の謎 沖縄に住んでいる方は街路樹や庭木に「危」と書かれた板がぶら下がっているのを見たことがあるかもしれません。あれが何なのかご存じでしょうか? 小さな木片に「危」と書かれたやつです 恥ずかしながら僕は知りませんでした。 DEEokinawa編集部にも「あの庭木についてるタグみたいなものは何なのか」というお問合せを頂いたのですが(渡さんありがとうございます)、ネットで検索して見るも1件だけYahoo知恵袋的なサイトで「庭木についてるあのタグなに?」って質問を見つけただけでした(回答として「空き巣のサインじゃないのか」というのが寄せられてた)。 調査は難航…というかそもそも沖縄だけのものなのかも分からなかったため、ずっと放置していたのですがこの前思い出してFa
終戦後沖縄ではモービル油で揚げた天ぷら「モービル天ぷら」を食べていた時期があったという。今回はそれを再現してみた。 終戦直後沖縄で食べられていたという「モービル天ぷら」 皆さんは「モービル天ぷら」というものを知っているでしょうか? 『庶民がつづる 沖縄戦後生活史』 1998年 沖縄タイムス社 「モービル天ぷら」は終戦直後、物資がなかった沖縄で食用の油の代わりに機械用減摩油(エンジンオイル)を使って揚げられた天ぷらのことです。モービル天ぷらについては色々な市町村誌にも記載があって戦後の沖縄では広く食べられていたようです。 モービル油を使って作られた天ぷらは「においはきつく、黄褐色の泡、黒煙(『庶民がつづる 沖縄戦後生活史』 1998年 沖縄タイムス社)」とそれは凄まじいものだったようですが「モービル(またはモビール)油を使ってのてんぷらは、最高のごちそうであった(同前)」と書かれています。
6月某日、ダンナから、唐突に「クジラの骨、堀りに行くけど」とお誘いがありました。何かよくわからないけど、これはぜひ行かねば!というわけで、休日の午前9時ごろ、家族で東村に着きました。 沖縄本島北部ではクジラはピートゥと呼ばれ、昔から食されてきました。今でもたまに、海岸に死体が打ち上げられて、ニュースになることがあります。 さて、件のクジラの骨ですが、「東村立山と水の生活博物館」の学芸員の方が2年前の冬に、近くの砂浜に打ちあげられたクジラの死体を埋めていて、そろそろ掘り出すことになったそう。現場には声をかけた人たちが集まっていました。 まずは試し掘りから 砂浜には、もうショベルカーがスタンバっています。 けっこう大きな工事みたいです 「見つかる可能性は5割ぐらいかな?」とダンナは言っていましたが、意外とあっさり見つかりました。埋められた場所を探し当てたのは、名護博物館の村田さん。専門は魚です
陸上で生活する節足動物全体の中で最大の生物ヤシガニ。大きさもさながら、ハサミに指を挟まれたらちぎれてしまうぐらいの力の持ち主。そんなヤシガニが我が家で逃げたのです インド洋と西太平洋に生息しており、日本では主に宮古・八重山諸島に生息しているヤシガニ。一時期、沖縄本島のヤシガニは絶滅したとも言われていましたが、近年では生息が確認されています。 食用にもされていますが、レッドデータブック絶滅危惧II類に分類されている貴重な生物です。宮古島や多良間島では捕獲する地域と期間を定めるなどの保護活動もされているとか。 そして最大の特徴が甲殻類最強とも称される圧倒的な力! DEEokinawaでは以前【ドリームマッチ】ヤシガニvsいちゃがりがりという記事でヤシガニがいちゃがりがりを瞬殺で切るようすをお伝えしました。 この後、あっさりいちゃがりがりが輪切りになるよ 研究結果では海外で見つかった最大クラスの
ピージャーオーラサイ。呪文のような言葉ですが、ピージャーとは山羊、オーラサイとはケンカ。つまり闘山羊のこと 闘う山羊 以前、沖縄の闘牛については「読谷村祭り闘牛大会を見て来た」で少し触れましたが、今回闘うのは牛ではなく山羊です。 ピージャーオーラサイ(闘山羊)が行なわれたのは沖縄本島北部にある本部町の瀬底島。 島に入って唯一あった看板。 草むらにあってあまり目立たなかったけど。 瀬底島は昔から山羊の飼育が盛んで、農作業の休憩時や終わりに家々から山羊を連れてきて闘わせて楽しんでいたそうです。 しかし時は流れ、島から出稼ぎに行く人が多くなる昭和40年頃からはだんだんとその風景は見られなくなったとか。 主催者である瀬底山羊愛好会のみなさまは伝統を踏まえ、島の観光振興もかねてピージャーオーラサイを開催しているそうです。 会場到着 会場に入ってみましょう 入場料は1000円。中学生以下は無料。 って
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