『鉄より強いガラスがあるの?』に次のような記載があった。 「ガラスは、原料である珪砂の粒子がとけたことで、粒子と粒子のさかい目、境界というものがなくなります。 ものが透明である、というのは、光が吸収されたり、ものにあたって反射したり、散乱したりしないで、まっすぐに通り抜けるということです。鉄は、とけてもかたまるときに、結晶になるうえ、鉄そのものに光を吸収する性質があるので透明になりません。 ここでガラスが透明なのは、ガラスの かたまりのなかに、粒子と粒子のさかい目がないので、さかい目にあたって光が拡散しないからなのです。つまり、ガラスはひとつづきで、さかい目がない。透明なのは、そのあかしということです。・・・略」 また、この本はガラスについて、国会図書館始め、図書館を活用した調べ方が載っているので、とても有用です。 1.当館検索システムにてタイトル「ガラス」資料区分「児童書」 そのなかで『