避難所受付でのマイナンバーカード使用の実証実験を含めた防災訓練が、福岡県宗像市の小学校で行われました。 この「宗像市総合防災訓練」は、震度5強の地震発生を想定して行われ、吉武地区の参加者は、指定避難所である吉武小学校に向かいました。 小学校ではマイナンバーカードを避難所の受付で使用する実証実験が行われ、参加者は、個人情報の登録方法などを確認していました。 受付でマイナンバーカードを使うことで、待ち時間を減らして混乱を防げるとともに、避難者の情報を即座に集約できるなどのメリットが期待されています。 ◆宗像市 危機管理課 船越健樹さん 「手書きだと1人あたり2~3分かかっていた受付時間が、30秒前後で終わる。大災害になったら一番のメリットになる」 宗像市は今後、災害発生などで避難所を開設した際に、今回の実証実験の結果を生かしたいとしています。