15-4.構造体と関数 「第11章 関数」では、「11-2. 関数間のデータ授受の方法」と「11-3. 関数の戻り値を返す方法」で 関数どうしのデータのやり取りについて説明しましたが、構造体も関数の引数や戻り値に指定して関数間で受け渡すことができます。 (1)関数に構造体を渡す 構造体も通常の変数のように「値渡し」と「アドレス渡し」の2つの方法で引数に指定することができます。 【1.値渡し】 引数の独立性が保たれ安全なプログラムになりますが、対象となる構造体の内容をすべてコピーするため、大きな構造体では無駄な時間が多くなります。