災害報道で心が疲れると、自分の体調が崩れます。相手との人間関係も壊れます。でも、それでは被災地の支援ができません。自分を守り、力を蓄えましょう(この記事は2016年の記事「災害報道を見ているあなたへ:うつ・体調不良・人間関係悪化:報道ストレス共感疲労を乗り越えて:熊本地震」を、今回の北海道地震に合わせて書き直し再掲載したものです。) ■共感疲労:災害報道による心と体の不調西日本豪雨、大阪北部地震、台風21号、そして北海道の大地震。今年は、次々と災害報道が続きます。目を覆うような惨状、行方不明の家族を心配する家族。見ていて辛くなります。もちろん、災害報道はとても大切です。 <災害発生時にマスメディアが伝えるべき5つのこと> しかし、朝から晩まで続く膨大な災害報道、災害特別番組、豪雨台風地震の話題、増え続ける犠牲者、ひっきりなしに流れる余震発生を知らせるテロップ。ネット上にも、被災者の声や生々
気分障害(Mood Disorders)は、主に気分に異常を来たす疾患の総称です。 気分が異常に低下する「うつ病」や、気分の上昇と低下を繰り返す「双極性障害」などが代表的な疾患になりますが、近年では「気分障害」という用語は段々と使われなくなりつつあります。 その理由の1つとして、医学の発展とともに気分障害に属する各疾患はそれぞれ異なる原因で発症しているのではないかという事が分かってきたためです。原因が異なる疾患を「同じ種類」として扱うのは不自然であり、そのためにこの「気分障害」というまとめ方は近年ではあまり使われなくなってきているのです。 ただし、一部の診断基準などではまだ「気分障害」という分類をしているため、この用語が使われる機会がないわけではありません。 ここでは気分障害という疾患について、どのような疾患が含まれていて、それぞれどのような原因でどのような治療法があるのかを説明していきま
うつ病は誤解が多い。それが治療を遅らせたり、患者の社会復帰を妨げる原因になっている。 日本イーライリリーが「うつ病に関する患者調査」を行った。それによって浮き彫りになったのが、うつ病に対し「間違って理解している部分がかなりある」ということだ。調査方法はインターネットアンケートで、対象は、うつ病と診断され、現在は社会生活に復帰している、または復帰に向けて調整している男女517人。 特に「よくある誤解」として3つの内容が認められた。 1つ目は、「うつ病はメンタルが弱い人に起きる病気」という誤解。調査対象者の53%が、うつ病と診断される前にそう考えていた。診断後の現在では割合は減少し、「あてはまる」と回答したのは約28%。また、約6割が「うつ病になる可能性がある、と思っていなかった」と答えた。 2つ目は、「うつ病は、気持ちの持ちようなので、自分で頑張れば治せる」という誤解。約31%が診断前に「あ
『新版 うつ病をなおす』(野村総一郎/講談社現代新書) 「そもそも、うつ病って何?」と聞かれて、明確に答えられるだろうか? それは「うつ病」になってしまった当事者や、その家族にとっても難しい質問かもしれない。快復には病気への正しい理解と治療方法を知ることが必要だが、カウンセリングを受ける、薬を飲むという対処療法に追われて、「正しい知識」が案外おろそかになってはいないだろうか? 『新版 うつ病をなおす』(野村総一郎/講談社現代新書)は、「うつ病の症状」「種類」「治療方法」「予防」「うつ病が生じる理由」といった「うつ病」に関する知見を詰め込んだ一冊である。 本書のポイントは「最新の情報であること」。また、「分かりやすさに力点を置きすぎて、知識レベルが著しく落ちていたり」「逆に科学的厳密さを追求するあまり難解になり過ぎている」類書とは異なり、「専門性を維持しながらも、分かりやすく」なっていること
2015年夏に僕はうつ病(中等症)と診断されました。 当時僕はIT系の会社で社長をしていました。 端から見れば上手くいっている人と見えていたかも? でもそんなことはありませんでした。精神的にはボロボロだったんですよね。 社長がうつ病なんてないだろう?と思う人も多いかもしれません。 実際僕は中等症のうつ病になってしまったんです。 この中等症のうつ病とはどんなモノかというと、 通常社会的、職業的あるいは家庭的活動を続けていくのがかなり困難になる。 というものです。 たしかに、この時期の僕はちょっとおかしい時期でした。 正直なところ記憶が曖昧。自分がどんなだったかをあまりおぼえていません。 そんな中でもおぼえているのはこんな状態でした。 何をやっていいか分からない動作が異常に遅い訳も分からず自然と涙が出てくる人におびえる自殺未遂すら考えた そんな僕でしたが、今ではほとんど回復しています。 うつ病
過労によるうつ病などの精神障害(精神疾患)は20人、うち自殺は4人(未遂含む)――。 これは、IT企業を含む情報通信業の従業員が、業務による過労自殺等として2015年度に東京都内で労災認定された数である(東京都には、情報通信業に属する全国の従業員の50%超が集積している)。 従業員数当たりの比率では、精神疾患、自殺ともに他産業の2倍以上。特に精神疾患の割合では、建設業などを超えてワースト1である。もちろんこの数字は氷山の一角であり、労災の申告や認定に至らなかったケースも多数あるだろう。 東京労働局が2016年9月に過労自殺と認定した電通社員の一件をきっかけに、広告業界における過酷な長時間労働がクローズアップされた。だが、過労による精神疾患や自殺については、IT業界はワースト1の劣等生、と言わざるを得ない。 「IT業界は、長時間労働が最もひどい業種の一つ」。労働時間を監督したり労災を認定した
そしてついに、わたしは眩暈で倒れました。文字通り、バタンと。 原因は、主に仕事内容への不満でした。そして少しだけ、職場の人間関係も。 ストレスや我慢が重なりに重なって、それが自分の身体をゆっくりむしばんでいくような感覚。 あの時のわたしは、「せめて周りに迷惑をかけないように」「自分が自分であるように」といっぱいいっぱいでした。 ちょっとした無理をいっぱい重ねて、わたしは自分の心の限界を超えてしまったんだと思います。 相談なんて、簡単にできなかった こういう時は誰かに相談するのが一番良いとはわかっていても、心配をかけたくないのと、その場を暗い雰囲気にしたくなくて、わたしはなかなか相談できませんでした。 親や恋人、友達、同僚にも冗談っぽい口調で「やめたいわ~」としか言えず。 いよいよヤバいなと思ってメンタルクリニック(心療内科)に行った時も、親や恋人に言えず。 倒れる前に上司に相談したこともあ
生きていると、体力と精神力が 消耗してダウンしてしまうことがあります。 特に個人でビジネスをやっていて、 自分が倒れてしまったら、それこそ一大事です。 今回は、生きていくうえで欠かせない、 体力回復とストレス解消をテーマにお話します。 動画講義はこちらをクリック↓↓ HPとMPとは? HPとMPとは、ゲームのドラゴンクエストで登場するポイントです。 HPとは、ヒットポイントの略で、体力を表します。 MPとは、マジックパワーの略で、魔力を表します。 実をいうと、このHPとMPは、現実世界にも存在します。 現実世界のHPとMP 現実世界では、HPは同じく”体力”を表し、 MPは、メンタルパワー、すなわち”精神力を表します。 HP=体力 MP=精神力 ゲームの世界では、HPとMPがゼロになると ゲームオーバーです。 一方、現実世界では、HPとMPがゼロになると、 体調不良や精神不安定になります。
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