架空都市サンフランソウキョウが生まれた秘密に迫る[映画.com ニュース] 日本文化に強いインスピレーションを受けて製作された、ディズニー・アニメーション最新作「ベイマックス」の舞台となっているのが、サンフランシスコと東京をミックスした“サンフランソウキョウ”だ。坂道が多いサンフランシスコの地形を下敷きに、近未来的な建造物とレトロな街並みが同居するという東京の特色が息づいた架空の都市。その誕生の立役者が、米ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオでレイアウトモデラーとして手腕を振るう日本人スタッフの鈴木松根氏だ。(取材・文/内田涼) 鈴木氏は1997年に同スタジオに入社し、「塔の上のラプンツェル」「くまのプーさん」「シュガー・ラッシュ」、そして「アナと雪の女王」といった近年のディズニーアニメの傑作群で、アニマティックやレイアウトを担当。ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」といった