シャープがソフトバンクを介して8月29日から販売を始める新スマートフォン「AQUOS CRYSTAL(アクオス・クリスタル)」は、これまでにない新しさを持った端末だ。 従来の携帯電話端末の液晶ディスプレイには「縁」(フレーム)があった。だが、アクオス・クリスタルではフレームがかなり細くなっており、まるで「ガラスが置いてある」「画面だけがある」かのような感覚に陥る。これをシャープでは「フレームレス構造」と称している。 アクオス・クリスタルは、液晶技術を得意とするシャープらしい製品であると同時に、同社として久々に「世界市場へ打って出る」製品だ。同社の開発チームに、開発の経緯と世界戦略について聞いた。 「日米共同調達」にチャレンジ