教育改革考える教育 創造性,知恵を育てる教育考える理科教育,化学,教育,暗記よりも思考力, 創造力, 化学の教え方, 時代を先取りした教育, 田丸謙二, 環境,
数学の生物学への応用、かなりの歯応え。 テーマというか問題意識はこうだ―――「20世紀における数学の推進力が物理学だとしたら、21世紀のそれは生物学となるだろう」 最初は入りやすい。コッホの顕微鏡やメンデルの遺伝から始まり、ダーウィン、DNAをさらりとおさらいした後、倍率を拡大し、時計を早送りする。分子レベルのDNAの振る舞いや、ヒトゲノム計画、ウイルスの構造、細胞の構成、ウイルスの形や行動、および生態系の相互作用まで深堀りする。 本書の構造は、生物学の歴史をトレースするようだ。はじめ、生物学は植物や動物に関する学問だった。次に細胞に関する学問となり、現在では、複雑な分子に関する学問となっている。生命の謎に関する科学的思考の変化に合わせ、本書は日常の人間のレベルからはじめ、生物の微細な構造にどんどん細かく焦点を合わせていき、最終的に「生命の分子」であるDNAにたどりつく。 ユニークなことに
2012年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった山中教授。再生医療の切り札「iPS細胞」を発見し、日本で最もノーベル賞に近い研究者と言われ続けてきた末の快挙だ。2011年秋の山中教授へのインタビューでは、研究への取り組みと、後進の科学者を育てるためには何が必要かを語った。 日本は科学技術立国として輝き続けることができるでしょうか。 山中:日本人の技術者は、間違いなく世界一です。器用さ、勤勉さ、創意工夫、チームで取り組む力など、研究者として重要な素養を備えている。現在は米国にも研究室を構えているのですが、日本人は素晴らしいと痛感しています。 日本が生きていく大きな道の1つは科学技術立国だと考えています。研究者や技術者はみな、科学技術立国たる日本を背負っているのだと自負しています。若くて柔軟な人が次々と研究に従事するようになれば、もっと伸びていくでしょう。 ただ、理系離れは深刻です。日本では
高級なアンチエイジング用フェイスクリームを毎晩人知れず顔に塗りこみ、時の流れに少しでも逆らおうと涙ぐましい努力をしている女性に悲報だ。英バース大学の研究により、“肌の奥まで浸み込む”と謳われているこれらのクリームは、実は一切肌の奥などに届いておらず、どんなに小さな“ナノ粒子”であっても肌の表面には浸透していないことがわかった。 同研究を行ったRichard Guy教授によると、一般的な化粧品に使われている粒子は、人間の髪の毛の100分の1ほどの大きさだそう。そこで、20~200ナノメートルの大きさのポスチレンビーズに蛍光タグをつけ、肌に浸み込むかどうかを共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察したところ、これらのビーズは角質層と呼ばれる表皮の一番外側の層にさえも浸透することはできなかったという。 「クリームの粒子が肌に入り込むといった魔法のようなことはまず起こらない。理由はただ単に、粒子が大きすぎ
少量の冷たい水を飲むだけで痛みが消える。プラシーボ効果をもたらす、心の力はそんなに大きいのだろうか? 進化論(とコンピューターでのシミュレーション)が答えを出す。 "Rough days" BY bayat (CC:BY-NC-SA ) なぜ薬だと偽装されたドロップが、重病でない病人を回復させることができるのか(少なくともそう見える)を説明するのは簡単ではない。プラシーボ効果とは、ある患者に対する処置が、体に対する実際の効果よりもむしろそれに対する期待によって好結果をもたらすというもので、実際のところ謎に包まれている。 しかし、「Evolution & Human Behaviour」に掲載されたある論文によると、プラシーボ効果は、ほかでもない進化のメカニズムで、コスト/利益の単純な分析によって起こるものだという。 実際のところ、外的な条件(まさに丸薬と思い込まされてドロップを飲んだとき
池上:本川先生は、高校生の頃、「役に立たないことをやろう」と思って、生物学を志したと伺っていますが、なぜ、そう思ったんですか。 本川:私は1948年生まれですから、いわゆる団塊の世代です。高度成長期まっただ中に育ちました。高校1年の時に東京オリンピック。焼け跡から豊かな時代への変化を、身をもって感じていました。 そういうイケイケどんどんの世代ですから、理系で一番人気はすぐに仕事につながる工学系です。算数ができる子どもはみんな工学部へ行きました。当時、東工大も定員が3倍くらいにどーんと増えたはずです。 算数ができると、“役に立つ”人間になれた時代 池上:私も先生より2つ下で同じ光景を見て育っていますから、時代の空気はよくわかります。アメリカとソ連が対立する東西冷戦時代で、1957年、ソ連がアメリカに先駆けて人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した「スプートニク・ショック」があったこともあり、
名古屋市科学館のプラネタリウムを見に行ってきました。 リニューアルオープン後に行くのは初めて。 1年経った今でも週末はなかなかの混雑らしいので,週末にがんばって仕事して平日を開けて行ってきました(春休みも避けた)。 オープンは朝9時30分。 9時に現地に到着したのですがすでに100人くらいの行列。 オープンの頃には200人まで伸びてました。 が,プラネタリウムの定員は300人以上で,私の見た9時50分の初回上映には空席もあったようでした。 エントランスでチケット購入と同時にプラネタリウムの予約。 指定席なので時間まで館内を自由に見て回ることができます。 天文館6階 プラネタリウムBrother Earth 世界最大の内径35mのドーム。 なんといってもスゴイのがシート。 リクライニングだけでなく,隣の席とのあいだが広く開いていて,左右30度くらいに自由に首振りができる。 従来通りのアナログ
女性が喜ぶカクテルなお酒。お酒が甘いとか考えられないパルモの場合には、焼酎ウーロン割り一筋なんだけれども、そんなカクテルも顕微鏡を通してみるとこんなにもファンタスティックになるんだそうだ。さすがに悪酔いするだけのパワーを秘めているね。 Alcoholic Cocktails Under a Microscopeより ピニャ・コラーダ (Pina Colada). アイリッシュ・スタウト(Irish Stout) ブラック&タン(Black and Tan) アメリカンアイスラガー(American Ice Lager ) 日本のビール、ドライラガー マルゲリータ 日本の焼酎 ブラック・ロシアン ウイスキー イギリスビール English Pure Brewed Lager アメリカンラガービール ドライマティーニ ジン 日本酒 トニック ウォッカ テキーラ シャブリ ワイン 番外編ノンアル
イスラエル工科大(Israel Institute of Technology)のウェブサイトに掲載されたダニエル・シェヒトマン(Daniel Shechtman)氏の写真(2011年10月5日作成)。(c)AFP/ISRAEL INSTITUTE OF TECHNOLOGY 【10月5日 AFP】スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は5日、イスラエルのダニエル・シェヒトマン(Daniel Shechtman)氏に2011年のノーベル化学賞を授与すると発表した。 シェヒトマン氏が発見した高度に規則正しくシンメトリカルだが、同じパターンが繰り返されることがない準結晶(quasicrystal)を選考委員会は「驚くべき原子のモザイク」と表現した。素人の目には、このパターンはイスラムの抽象美術のように見える。 準結晶は実験室の中で発
帰宅したら、「樹状細胞の発見」で受賞したラルフ・スタインマン博士は9月30日に膵臓がんで他界されていた、というニュースが流れていました。ご所属されていたロックフェラー大学の発表(リンクは削除されました。また、URLは無効な場合があります。)です。ノーベル賞の受賞者は故人でないことが条件の1つとされていますが、今回は間際ですから仕方がなかったのでしょう。享年68歳。まだまだ、という年齢です。残念ですね。ご冥福をお祈り申し上げます。 さて、今回の3人の受賞者のうち、ホフマン博士とボイトラー博士は自然免疫の仕組みの発見、スタインマン博士は獲得免疫における樹状細胞の役割の発見です。ひとくくりに「免疫反応」といってしまっても良いのですが、この2つはやはり違うテーマです。 ニョッキ小林は原稿(リンクは削除されました。また、URLは無効な場合があります。)を書きながら、「なんで自然免疫で3人受賞にしなか
天文なら。 まんが「星世界たんけん」「太陽系たんけん」「大宇宙たんけん」 子供向けなのに極めてるぜ。
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