Galaxy ZooもeBirdも,いわゆるシチズンサイエンスの代表例といえるが,研究者を本職としないアマチュアによる科学への貢献はインターネットの登場以前からすでにあった。米国オーデュボン協会が主催するChristmas Bird Count注4)は,1900年に開始された当初27名のボランティアによるささやかな試みであったが,113回目にあたる2013年の調査は7万人以上が参加する大きなプロジェクトとなった。こうしたボランティアが長年積み上げたデータによって,北米に生息する20種ほどの鳥類が,過去40年間に平均で100マイルほど北に生活範囲を移動したことが明らかになり(図2),地球温暖化や気象調査の背景データとして使われている注5)。 Polymath Project注6)もまた,ニールセンがしばしば取り上げる興味深い事例である。英国の数学者でフィールズ賞受賞者でもあるティモシー・ガウ
レポート 「第二次オープンサイエンス革命」は起こせるか? - 科学研究におけるオンラインコラボレーションの事例 インターネットを通して研究者に直接資金提供を行うだけでなく、情報やマンパワーの提供、さらには研究者同士のコラボレーションを促し、“第二次オープンサイエンス革命”を起こしたい――こう語るのは、学術研究に特化したクラウドファンディングサイト「academist」を運営するアカデミスト 代表取締役の柴藤亮介氏だ。 「オープンサイエンス」とは、書籍『オープンサイエンス革命(紀伊國屋書店)』において理論物理学者であるマイケル・ニールセン氏が提唱したもので、インターネットやオンラインツールなどの活用により、研究の過程で得られた情報や知識を共有することで科学を発展させていく試みのことをいう。同書のなかでニールセン氏は、資金提供を行うパトロンたちが17世紀に科学論文という文化を作ったことで「第一
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どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 山崎製パン(株)はもう、臭素酸カリウムを使っていない。このことを私は、本欄でも書いたし、雑誌の連載記事などでも書いている。しかし、相変わらず間違った情報が多い。最近ではこれ、である。すかさず、産経新聞の平沢裕子記者が『山崎製パン「添加物バッシング」の真相は? カビにくいのは「無菌製造だから」臭素酸カリウムは残留ゼロ&現在使用せず』という記事を出していた。 記事にもあるとおり、山崎製パンは臭素酸カリウムを2014年2月から使用していない。私は、記事にも登場する山崎製パン中央研究所の山田雄司所長に思い切って尋ねたことがある。同社が
高校生のためのオープンキャンパスが 8月6,7日開催されました。 工学部は6日のみの参加。 でも、公式受付でも1600名が来てくださいました。 たぶん、公式受付されていない方もいらっしゃったので、2000名くらいではないでしょうか。 暑い中、ありがとうございました。 8つの模擬講義も盛況でした。 立ち見となってしまい、入れなかった方、申し訳ありませんでした。 一部の講義はPDF資料を下記のページからご覧いただけます。 http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/public/opencampus/OC20140806_mogikougi.html また、今後東大TVでの公開も予定していますので、お楽しみに。 女子学生向け企画も、会場が満席になるほどで、アンケートを追加印刷。 130名以上の参加者がありました。 暑かった一日、 工学部広報ラウンジTloungeでもたくさ
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