承認書と異なる方法で血液製剤を製造し、それを隠していたとして厚生労働省から業務停止命令を受けた化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)の宮本誠二理事長は23日、東京都内で薬害HIV訴訟=平成8年に和解=の元原告らに向け初の説明会を開き、一連の不正について初めて正式に謝罪した。化血研は同訴訟の被告企業のひとつだが、訴訟のさなかにも不正を行っていた。 宮本氏は「安全な血液製剤を提供したいと技術面で懸命になるなか、薬事的な面が追いつかず、(新たな製造方法の承認を取る)手続きを怠った。和解の精神を踏みにじり申し訳ない」と謝罪。 厚労省は化血研に事業譲渡も含めた組織見直しを求めているが、東京HIV訴訟原告団の大平勝美副代表は「新組織になったとしても、薬害エイズの教訓を引き継いでほしい」と求めたという。
献血で集めた血液製剤の原料の配分について、厚生労働省は業務停止処分を受けた医薬品メーカー、化血研に対して、来年度は現在より、およそ40%減らす計画を大筋でまとめました。 熊本市にある医薬品メーカー、化血研=化学及血清療法研究所は、およそ40年にわたって国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、不正を隠すために製造記録を偽造するなど組織的に隠蔽を図っていたとして、今月18日から110日間、一部の薬の販売などができなくなる業務停止処分を受けています。 血液製剤は献血で集めた血液を原料に作られていて、厚生労働省は毎年、原料の配分計画を策定しています。 部会では来年度、血液製剤の原料として確保した95万リットルの血液のうち、化血研に対しては今年度より、およそ40%少ない23万リットルを配分する計画案を大筋でまとめました。 業務停止の期間中、化血研は製造する12種類の血液製剤のうち4種類について製造
ゴキブリを100万匹飼育している女性がいます。昼食がのどを通らなかったり、夢に出てきたり。そんな苦労を乗り越え、今では、親しみを感じるまでに。「虫で苦しむ人を減らすには、この虫たちが必要になってくる」。そこには、虫への深い思いがあります。 【画像】ゴキブリを知り尽くした職人の道具 ムカデ用、イモムシ用…プロ仕様のピンセット アース製薬の有吉立さんは、研究部生物飼育課係長として、製品開発に使われる100種類もの虫を飼育しています。なかでも数が多いのがゴキブリです。飲食店にすみつくチャバネゴキブリ、台所にいるクロゴキブリなど、飼育する数は約100万匹にもなります。 毎月約2万〜3万匹が生まれ、殺虫剤の効果を試す試験などに月約1万匹は使われます。試験は、殺虫剤が最も効きにくい羽化後10〜15日の成虫で行うのが望ましいとされています。温度管理などに気をつけながら計画的に育てて、試験に必要な数を安定
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く