過去最多の9人による争いとなった衆議院東京15区の補欠選挙は、立憲民主党の新人、酒井菜摘氏(37)の初めての当選が確実になりました。 東京15区の補欠選挙の投票は午後8時に締め切られました。 開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材やきょう投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、立憲民主党の新人の酒井氏がほかの8人の候補を引き離して、優勢です。 また、きのうまでに期日前投票をした人を対象に行った調査でも、酒井氏が上回っていて今後、順調に得票を伸ばすことが見込まれることから、酒井氏の初めての当選が確実になりました。 酒井氏は37歳。 看護師や助産師として働いたあと東京・江東区の区議会議員を務め、去年12月に行われた区長選挙に立候補しましたが落選しました。 今回の選挙では自民党が候補者擁立を見送り、野党や無所属の候補など、過去最多の9人が争いました