【田村剛】遠隔操作されたパソコンからの犯罪予告事件で誤って逮捕され、起訴が取り消されたアニメ演出家の北村真咲(まさき)さん(43)の弁護人が7日夜、大阪府警や大阪地検による北村さんへの取り調べの実態を東京都内の集会で報告した。「犯人はお前しか考えられない」「否認は一層傷口を広げる」などと強引に自白を迫られたと訴えた。 集会は取り調べの可視化(録音・録画)を求めるため、日本弁護士連合会などが主催。北村さんの弁護人の土橋央征弁護士はテレビ電話で参加した。 土橋弁護士によると、北村さんは府警の取り調べで「逮捕直後に自白したら、警察の判断で釈放も可能だった」「本当のことを言うのを待っている」と迫られた。否認しても「確たる証拠がある」との一点張りだったという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービス