賛否両論の映画「新聞記者」が悪い意味で虚実ないまぜだった件 | 文春オンライン

なお、本稿においては、その性質上映画「新聞記者」の核心部分を含むネタバレが多数登場する。あらかじめその点をご承知の上、この先を読むかどうかご判断頂きたい。 物語が始まる前から驚かされる 筆者は特に映画の前情報も調べず、映画館に向かった。上映されていたのは比較的小さいスクリーンだったものの、座席の半数は中高年の男女で埋まっていて、平日上映の、それも社会派の映画としてはかなり健闘している部類に入ると思う。予告の長さにブツブツ文句を言っている隣の老齢男性を気にしつつ、映画が始まった。 本編が始まる直前でいきなり驚かされたことがある。映画の配給としてイオンエンターテイメントがクレジットされたのだ。イオングループと言えば、言わずと知れた旧民主党・民進党代表で、現在は立憲民主党会派の岡田克也氏の実家の一族企業である。そういう背景で政治や報道題材の映画を出されてもな……という気分は拭えない。 映画の内容

[hiroharu-minami]

先に「「事実をベースにしています」と事実を強調しながら「いやこれはフィックションですから」と逃げ道を最初から準備している製作姿勢が醜い」と批判している人がいたが同感である。

[suusue]

野党の人が映画新聞記者を見ても分かる通り政府はひどいんですよ、とかいう演説をしている記事を見て、「おいおい、映画はフィクションじゃないのかよ」と思ったりした。

[nakz1979]

隣のオバサン二人が「あの愛媛の学校、戦争兵器作ってるなんて知らなかったわ〜」と。真に受ける層が居るんだって

[aa_R_waiwai]

「真に受ける層がいるから」で「虚構を描くな」というのも、おかしな話ではある。それを言い出したら、中国が侵略してくる「空母いぶき」も批判すべきってことになるし。その「虚構」が面白いかは別の話だが。

[cybo]

「踊る大捜査線」に代表される「社会問題を扱おうとするんだけど扱い方が酷くて, 観ている側がげっそりしてしまう」系の映画なのかなぁ. 生物兵器云々の雑な陰謀論も要は観客を舐めているってことなんだろうね.

[mint6626]

映画はもともと虚なんだからそれでいいんだけど、タイトル的に「事実」を重要視するジャーナリズムを描く映画だと思って期待して観たのに、逆に「事実」じゃなく「虚」で与党批判しているのが残念だったという

[jaguarsan]

なんの事は無い、忖度忖度言ってる自分らが一番忖度から逃れられなかったって事でしょ

[AKIYOSHI]

イオン配給は岡田元也CEOと、高田昌也・東京新聞政治部長が兄弟（克也はその間）という筋でもあるんじゃないかな。他の大手は腰が引けただろうし。映画の良い点悪い点はほぼ同意。主演２人と撮影は特に図抜けている。

[frothmouth]

🙄　生物兵器はありうる、ってプロデューサーが言ってしまっているので．．．https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20190629-00132181/

[aomeyuki]

お話が圧倒的に弱いのと軍事転用というプロットが完全に時代錯誤な何かでしかなかった。それにあの展開だとモリカケの本質から一番遠い内容になってしまっているのが問題だと思った。

[gui1]

満州鉄道調査局とか旧内務省とか南極と月面の裏にあるナチスの秘密基地とかノストラダムスとかムー大陸とか20世紀最後の真実とか花見の弁当代問題も盛り込んだほうが盛り上がったと思う(´・ω・｀)

[bqob9po124]

今さら観た。演技はよかった。ご指摘のとおり、演出は、内調から新聞社から家庭まで、一から十まで全てダサいの一言。踊る大捜査線から続く（？）くらーいネット書き込み隊の描写、いい加減何とかならないか。

[deep_one]

まぁ加計学園問題の理由が「お友達の金儲け」では映画として話が盛り上がらん。／ただし、現実の加計学園の施設は「色々と弱い」のが問題なのでそんなところで生物兵器は作れん（笑）病気の研究もやばい。

[kiyo560808]

これ見たいけどやってる映画館少ないんだよなぁ

[IkaMaru]

安倍ちゃん周りの醜態は国庫と財布の区別がつかない癇癪持ちの坊ちゃんと、そのご機嫌を伺う取り巻きを描くドタバタコメディにしかなり得ないので、次はそちらで挑戦していただきたい所

[osugi3y]

生物兵器をミサイルの先っぽにつけて北朝鮮が日本に向けて撃ってくるって安倍晋三総理が言っていたので大学が生物兵器を作っているってのはそこまでおかしくない設定だと思ったが、実際の加計学園の設計はギャグ。

[whkr]

安倍政権は一刻も早く滅ぶべしと考えている私でも、観たら手放しでは褒められない危うい内容だなと思った。プロパガンダ一歩手前じゃん。

[Yoshitada]

「生物兵器」云々は、しょーもない縁故主義で人死に出るという現実の虚無性に、それでは映画として成立しないので耐えきれずに逃げ込んだのかなあ、とか思って観ていたわけですが。

[and_hyphen]

この映画の難しさは、指摘の通り明らかに事実に則った描写と完全たるフィクションが混在した結果、何を信じたらいいのかさっぱり分からない映画になってしまったことにあると思う。あと内調を恣意的に暗く描きすぎ

[Wafer]

映画「新聞記者」原作本の著者は望月 衣塑子。そら虚実ないまぜになりますわ

[Outfielder]

ところでこの前、町山さんが「ブラジル－消えゆく民主主義－」とかいう映画を大絶賛してたけど、あれは真に受けてたのうちに入るの？

[big_song_bird]

フィクションと言っても、もう少しもっともらしいウソをつけｗ。内閣調査室がネットに張り付いて世論誘導してるとか、荒唐無稽にも程がある

[hinbass]

こんな「現実（笑）を切り取りました、風刺しました」みたいなスタンスで中途半端な嘘つくからこうなる。なにも考えてないゴミ。

[Dragoonriders]

生物兵器の話をフィクションと観ない観客はまずいないだろう、嘘松。観てスッキリさせる映画では現実への裏切りでしかない。疑惑のベールの内側に新聞屋がせまりきれない現状を描いた作品として観る視点が要る。

[tomber]

もともとドキュメンタリーというよりファンタジーとして作ったのだと思ってた

[BIFF]

商業映画を想定される観客に受けるように作るのは普通だと思う。「生物兵器」とかバカみたいだけど、虚構も突き抜けると「何か」に届く。。例えばコレ：南京占領日本軍の勝利の舞　https://www.youtube.com/watch?v=ZVlM4OFGkTQ

[IGA-OS]

違和感を解説

[hagakuress]

虚実入り混じるっての、歴史認識や状況認識を左右したい側にとっての常套手段で、鬼郷の監督とマインド的には一緒なんだろうな。証拠を作ろうと思った！的な。

[RIP-1202]

確かに、前半がドキュメント映画みたいな感じだし、後半「？？」「？？？？」ってなった。これは信じる人がいてもしょうがない気もするし、ずいぶん紛らわしい事するんだなぁとは思った。

[catin888]

虚構なのはいいんだけど、この映画はそれがつまんないことが問題

[usi4444]

なぜか朝日叩きを始めてしまう筆者のdragoner様。朝日は誤報を謝罪し経緯を記事にしたが、dragoner様はいずも空母化の件で朝日に謝罪したのだろうか？「護衛艦いずもは空母だって？　ご冗談を」https://blogos.com/article/77538/

[paravola]

（詳しいね）世界各国で明らかになっている世論工作についても、その実行主体は民間企業によるもので、企業が絡むことで工作がバレても真のクライアントは誰かを隠匿することもできる

[daigan]

見てきた。この映画の主張は新聞記者とは反体制を目指すものであり、それ以外はない。最後は悲劇のヒロイン気取ってたし。個人的にメディアはエビデンスを元に事実を伝える者と期待してたのだが、どうも違うらしい。

[anqmb]

「加計問題で官邸への出入りが問われると、政府は官邸への入館記録は存在しないと調査を拒んでいる。これが事実なら、入館者の素性を後年に検証することが不能になるレベルまで官邸のセキュリティが落ちた」文字数

[Dursan]

いやぁ、今回は殿が一番の被害者かと。

[develtaro]

新聞記者を実名で出しておいて、これは虚構ですってやり方どうなのか。虚構新聞のほうがよほどしっかり虚実区別できてるよ。ジャーナリズムを語るなら主戦場のやり方を学べよ。どっちがプロなんだか

[k-takahashi]

『メディアの悪いところは非実在メディアのもので、良いところは実在メディアという、あまりに都合の良い使い分け』

[mahal]

末尾の段落、見出しが「この新聞にしてこの政府あり」で、本文が逆に「この政府にしてこの新聞あり」なの、それなりに差のあるニュアンスだと思うけど、筆者の本意はどちらなのだろうか？