おじいさんは山へしばかりに −日本における森林の利用と破壊の歴史− その1 概略 - バッタもん日記

おじいさんは山へしばかれに行きました。おじいさんはドMでした。 1．はじめに 昔話の「桃太郎」の冒頭は、「おじいさんは山へしばかりに行きました」で始まることが一般的です。では、この「しばかり」とは何を意味するのか。このネタは森林学の書籍を読むと、高い確率で出てきます。 現代の日本に生きる我々の感覚としては、「芝刈り」が容易に想像できると思います。しかし、正解は「柴刈り」です。「芝」と「柴」はどう違うのか、おじいさんはいかなる目的で「柴刈り」に行ったのか。今回の記事では、森林の利用と破壊を中心として、日本における環境問題の歴史を考えてみたいと思います。 とても1本の記事でまとめられる分量ではないので、数回に分割して掲載します。この記事では、導入と内容の整理を兼ねて、概略を示します。科学論文の冒頭に「abstract」が掲載されているようなものとお考え下さい。 なお、後の記事でも繰り返し強調し

[locust0138]

概略にしてはえらく長い

[kash06]

中学で一人はいた、授業の合間に必ずダジャレを挟まずにいられない先生を思い出すエントリー。

[tmizu23]

抑えきれないダジャレへの欲望を見ていると、環境破壊を止められない人間の業というものを感じざるを得ない。

[north_god]

基本知識と次から踏み込んで説明されるテーマの概要がまとまっていて、謎のダジャレ含めてめちゃくちゃ面白い

[Shin-JPN]

そう、たいていの懐古主義は事実に基づいていない。現状が実はほぼ最善を尽くした結果だというのが普通。過去に理想を見るのは、最善の状態ですら、なお問題だらけという過酷な現実から目をそらしたいだけ。

[dambiyori]

近江は有史以来日本国内でもっとも森林利用が激しかった場所で近代の治山事業が行われるまでは禿山ばかりでした。おそらく極端に減った藩内の資源管理に取り組まざるを得なかったからかと >id:toycan2004さん

[Joetip]

幕末から明治の写真見ると、山はたいてい禿山だよね。

[toycan2004]

導入に使っただけで柴刈りが山に与える影響をこれっぽっちも書いてないじゃないか。あと治水が上手い統治者のいた地区は禿山ではなかったと思うよ。近江国とか、すごく山を大切にしてた統治者もいる

[taruhachi]

最近あまり聞かないが、江戸時代の生活に戻れ！を実践した途端に日本中の山が禿山になるという話。人口が違うからもう再生不能になるだろうな。

[el-condor]

取り敢えず日本人は、なぜ明治初期の留学生に林学者が含まれていたかをもっと知るべきだと思うの

[lenore]

長くてよく読んでないけど、柴刈りはある意味間引きみたいになって、破壊とは違う効果があったんではないの？ 人里の森は人と共に生きている

[hirorinya]

“この”

[death6coin]

ダジャレが草も生えないほど不毛なんですが・・・

[tobiaki]

森林について。おもしろい。あとたぶん筆者はおっさん。

[ShigeakiYazaki]

おもしろい

[uzusayuu]

ジャレド・ダイヤモンドの「文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの」を読むと、ほっとくと森林になってしまうという日本の環境がいかに得がたい物かよくわかる。しかし、それでもはげ山になってしまうんだな

[nekonyantaro]

森林は常に人との関わりの中で存在していた。

[shichimin]

良エントリ。続きはよ。

[kmyken1]

久々に「早く続きが読みたい！」という記事を見つけた。／おじいさんは山へしばかりに　－日本における森林の利用と破壊の歴史－　その1　概略 - バッタもん日記

[shinichiroinaba]

そこで斎藤修『環境の経済史』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000291335/interactivedn-22/

[choro23]

里山は農業における存在意義を失ってしまったのです。そのような状況では、産業上の価値がない里山を守る社会的意義は何かを考えねばなりません。

[gogatsu26]

“「かつての日本は環境に優しかった」「現代の日本は環境に優しくない」という俗説は必ずしも正しくない、ということは最初に強調しておきます。現実はそれほど単純ではありません”

[yukkie_strike]

興味深い内容にちょいちょい挟まれるダジャレがだんだん面白くなってきてしまった

[yasudayasu]

「おじいさんは山へしばかりに」。現代の日本に生きる我々の感覚としては、「芝刈り」が容易に想像できると思います。しかし、正解は「柴刈り」です。このネタは森林学の書籍を読むと、高い確率で出てきます。

[BigHopeClasic]

ダジャレを差し込まないと死ぬ病。

[kaiton]

川の増水時に、昔に比べたら山や畑が荒れているのかなと思う漂流物が増えた印象はある。洪水対策して幅や深さが増えた河川がすぐに埋まるから

[mogmognya]

"意外ですが、マツタケの生産を増やすには森林を破壊する必要があります。"、"程度の差はあれ、今も昔も環境問題は厳然と存在しています。" メモ。

[shields-pikes]

おじいさんはシナイ山へ裁かれに、おばあさんはレイテ川へ魂の選択に行きました。

[o_mega]

禿げ山はループしてるのかー

[t-sat]

環境simをやりたくなる。

[py0n]

こういう研究こそ重要だと思うのだけど、財界と政府はそう思わないのだろうな。

[yagitoshiro]

人はどうして時に溢れ出すダジャレを抑えきれなくなるのだろうか（エントリ自体は大変勉強になるんだけど）：

[at_yasu]

チマチマ入るダジャレに何か好感を覚えた…

[deep_one]

（あまり読んでない）自然破壊？里山管理だろ。管理放棄の方が破壊的で今問題になってる。／江戸時代か。ずいぶん新しい話だな。

[nobodyplace]

なるほど今の方が森林資源は豊富なのか……

[h_nak]

"「昔の日本は森林に優しく、現代の日本は森林に優しくない」とは決して言えません。それは不毛な懐古主義です" "江戸時代には全国各地で里山とは名ばかりの無惨なはげ山が広がっていた"

[You-me]

しばしばしばかれに／北海道を除いて原生林がそのまま残り続けてるのは1%に満たないんだもんねぇ／ちなヨーロッパもかなりの地域で原生林がやられてる

[lululolochan]

面白い。

[fake-jizo]

おじいさんは山へしばかれに行きました。おじいさんはドMでした。 1．はじめに 昔話の「桃太郎」の冒頭は、「おじいさんは山へしばかりに行きました」で始まることが一般的です。では、この「しばかり」とは何を意 Tags

[norinorisan42]

おじいさんは（カイラス）山へシヴァ狩りに

[K2ICE]

"大げさに言うと、里山は農業における存在意義を失ってしまったのです。そのような状況では、産業上の価値がない里山を守る社会的意義は何かを考えねばなりません。"