テナガカミキリと言えば、やはりコレを見ない奴は男じゃない。 便乗する乗組員Cordylochernes scorpioides。テナガカミキリの、普段翅に覆い隠された腹部背面には高率で取り付いているので、あまりに有名。基本的に移動手段としてカミキリを使うため、カミキリには害をなさないと言われる。時に、同じくカミキリに取り付くダニを食うとも言われる。 体長およそ6-7mmと、この仲間の生物としては破格の巨大種。日本で洞窟や地下のネズミの巣から出るヤツとほぼサイズも見た目も同じに見える。 一番多くしがみつかれていたオス。実に6匹もいた。それぞれ川越、幹本、中津川、箕輪、椎崎、神無月と名付けた。 どの個体も腹節のわずかなヒラヒラを、片手で掴んでいるだけだが、それでも飛行中は強力な羽ばたきの爆風に飛ばされない。たいしたものだ。 上で触れたが、カニムシは虫だけでなく、小型哺乳動物など様々な生物の体に