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ブックマーク / www.chem-station.com (5)

  • キシリトールのはなし | Chem-Station (ケムステ)

    Tshozoです。 35年くらい前、ある品メーカが「虫歯になりにくい糖分」を使ったお菓子を大々的に売り出しました。曰く北欧のある国ではその成分を使っているせいで虫歯になる人の数が少ない、曰くお医者様が推奨している、曰く…という内容だったはずですが、ちょうど筆者の家に初めてテレビが来た時期でもあり有意義情報として頭に刷り込まれましたが、裕福ではなかったのと結構な田舎で供給に問題がありすぐに体験することは出来ませんでした。 で、大学生になり日銭が多少自由に使えるようになったころその成分が含まれた菓子もコンビニに当然のように並んでいて、気になっていた筆者は大学に向かう前にドカっと購入。店を出てすぐ一粒うと、マスカットのような強い甘さと爽快感があり、ジューシーな感じで確かに他に比べてずっとスッキリしたお味ですぐ気に入ってしまい、自転車に乗りながら信号で停まるたびに一粒口に放り込み、大学につく頃

    furu_ichi
    furu_ichi 2024/04/10
    面白い。後でしっかり読もう。
  • 忍者はお茶から毒をつくったのか | Chem-Station (ケムステ)

    Tshozoです。また過去に出版されていた学研のまんがシリーズの話です。この齢になるとどうしても昔のことを思い出す頻度が高まるので許してください。 【きっかけ】 画像はAmazonの同書リンク(こちら)より引用 今読んでも新しい発見がある名著で、是非小学生向けにもこのレベルの書籍を出し続けてほしい 上記、学研ひみつシリーズ「忍術・手品のひみつ」が今回の発端です。忍者が多様な薬草を様々な用途に使っていた事は三重大 忍者学専攻の山田好男教授により詳細に調べられているのですが(参考リンク)(山田教授が監修されたはこちら)、この学研のは現代と同レベルに詳しくまとめている印象でした。 特に「毒薬」については子供が興味を持つよううまく説明してあり、そのおかげでワライダケはもちろんトリカブト(アルカロイド類)とかフグ(テトロドトキシン)とかハンミョウ(カンタリジン)とかは子供心に残当で、チョウセンア

    furu_ichi
    furu_ichi 2021/10/03
    学研のひみつシリーズ(なつかしい)に載っていた、玉露から作る毒物の成分に関する仮説。すごく面白かった。
  • アンモニアを室温以下で分解できる触媒について | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき アンモニアを室温以下で分解できる触媒について 2019/8/8 化学者のつぶやき, 論文 アンモニア合成, 窒素固定 コメント: 0 投稿者: Tshozo Tshozoです。そもそも筆者が窒素化合物に興味を持ったのは有機化学美術館の記事を読んだのが発端(現在アクセスできませんが・・・)なので、筆者が窒素系の記事をよく書くのは同サイト主筆の佐藤健太郎さんから極めて大きな影響を受けたためということにしておきたいと思います。 で、今回その窒素に関連する新規成果がまたもや東京大学 西林研究室からNature Chemistryに発表されましたので速報としてお送りいたします。 “Ruthenium-catalysed oxidative conversion of ammonia into dinitrogen”, Kazunari Nakajima, Hiroki Toda,

    furu_ichi
    furu_ichi 2019/08/08
    この間ニュースになっていた論文の内容や意義をとてもわかり易く説明してくれている。良記事。
  • 液体ガラスのフシギ | Chem-Station (ケムステ)

    ウェブ散策をしていて気になった技術を紹介します Tshozoです。 今回少し以前から気になっていた技術を紹介します。それは、「液体ガラス(Liquid Glass)」のことです。 ガラスが液体? というのも、ガラスは元素構成SiO2、「常温で固体(のような状態)」で、一般的な「融点」と理解できる粘度を持つのは1200℃前後。常温で液体になんかなりゃあしません。 高温(1200℃)で粘度が低くなったガラス なお厳密にはSiO2 ガラスは室温でも液体・・・のようです しかし。十数年前に株式会社「日興」及び「モクテックカメムラ」(注:情報が錯綜しておりどのメーカ殿が最初に開発したのかを正確に調べることが叶いませんでした・申し訳ありません)が開発した「常温液体ガラス」、「液体『のように』扱えるガラス」の登場により大きくイメージが変わります。曰く、木に塗れる。曰く、コンクリに塗れる。しかも常温。塗る

  • なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー基礎的な研究背景編 | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー基礎的な研究背景編 2014/10/14 一般的な話題, 化学者のつぶやき ノーベル賞, 発光ダイオード コメント: 0 投稿者: Tshozo Tshozoです。数年来、受賞は確実と目されていた「青色発光ダイオード」の発明と量産化に対し、名城大赤崎名誉教授、名大天野教授、カリフォルニア大学中村教授お三方が受賞されました。心よりお祝い申し上げます。 ここは「化学者のつぶやき」ですが、「この世界のどこにでも、化学」をキーワードに日夜邁進する筆者としましてはこの物理案件に化学を加味して紹介できればと思うのです。件を3部に分け、まず出来るだけ技術的にかつ平易に件の受賞内容をご紹介したいと思います。はじめは基礎的な研究背景編です。 LEDとは?その構造と特徴 もう現代では皆様よく目にするLED。正式名称は「Light Emitting Diod

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