クラスタリングとは “クラスタ”とは“群れを成す”とか“房になる”といった意味です。コンピュータ用語でいう,クラスタリングとは,複数のコンピュータを房のようにつなげる,といった意味になります。すなわち,複数のコンピュータを接続し,全体で1台のコンピュータであるかのように振る舞わせる技術です。 クラスタリングの目的は,大きく2つに分類できます。 (1) 拡張性,高速性:接続するコンピュータの台数を増やして,性能の向上を図る (2) 高可用性:1台が停止してもシステム全体が止まることはなく,処理を継続させる (1)を実現する技術としては,「HPC(High Performance Computing)」や「ロードバランサ(負荷分散)」というキーワードが挙げられます。 本連載では,(2)の高可用性を実現するクラスタリング技術を対象とします。この高可用性を実現するためのソフトは(1)の技術と区別し
David A Rusling david.rusling@arm.comv0.8-3 January 25, 1999 JF Projectv0.8-3 December 2000 *フレーム表示* 本書は、Linux カーネルの仕組みを知りたい Linux 愛好家のためのものです。これは 内部構造のマニュアルではありません。むしろ Linux で使用されている原理や メカニズムを解説したものであり、Linux の動作原理とはどういうもので、なぜそれ が採用されているのかを説明するものです。 Linux という対象は常に変化しています。本書がベースにしているのは現在の安定 版である 2.0.33 のカーネルソースですが、これは個人や法人の大部分で使用されて いるのがこのバージョンだからです。 また、本書は自由に配布してもらってかまわないので、一定の条件のもとにではあり ますが、複製や再配
/ ルート ├etc | ├apache2 | | ├conf.d | | | └xxxxx :各種Webアプリケーションなどの設定ファイルを配置するディレクトリ | | ├mods-available | | | └xxxxx :モジュールファイルが置かれるディレクトリ | | ├mods-enabled | | | └xxxxx :使用するモジュールへのリンクファイルが置かれるディレクトリ | | ├sites-available | | | └xxxxx :サイト定義ファイルが置かれるディレクトリ | | ├sites-enabled | | | └xxxxx :使用するサイト定義ファイルへのリンクファイルが置かれるディレクトリ | | ├apache2.conf :apache2の全体設
1回50分の授業4回分を1セット(1章)とした13セット(13章)で構成。各章、解説と実習をミックスした作りになっている。ページ数は合計246ページ。 主に、高校、大学、専門学校、教育会社、企業において、Linuxを初めて学習する学生や社会人に向けているが、指導する先生、講師も対象に作成した。 LPI-Japanによると、「多くの教育機関からLinuxを基礎から学習するための教材や学習環境の整備に対する要望」があったという。 同教材は、LPI-JapanのWebページで9月16日から公開している。アンケートに答えるとPDF形式でダウンロードできる。 最新の技術動向に対応し、随時アップデートを行っていく予定。テキスト作成やアップデートに関する意見はメーリングリストで募集している。
文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2008-09-17 08:00 Linuxにソフトウェアをインストールするという作業には、かつてほどではないものの、注意すべき落とし穴がまだいくつか存在している。しかし、本記事で紹介している項目を参考にすることで、あなたのLinuxライフはよりシンプルで安全なものとなるはずだ。 #1:.rpmや.debを採用しているシステムにもかかわらず、ソースコードからイントールを行う Linux初心者の中には、OS上にインストールされるすべてのアプリケーションが、rpmやapt(あるいはdpkg)といったパッケージ管理システムによって管理されるということすら知らない人も多い。とは言うものの、こういったシステム(rpmやapt、dpkg)が管理できるものは、当該システムを用いてインストールしたア
本連載は、ソフトバンククリエイティブ刊行の『ふつうのLinuxプログラミング』のうち第1部「Linuxの仕組み」の中から「第2章 Linuxカーネルの正解」と「第3章 Linuxを描き出す3つの概念」を、同社の許可を得て転載するものです。 本書は、LinuxにおけるC言語プログラミングの入門書です。「Linuxの世界が何でできているのか」に着目し、「ファイルシステム」「プロセス」「ストリーム」という3つの概念を紹介しています。 なお、本連載は転載を行っているため@IT自分戦略研究所の表記とは一部異なる点があります。ただし、Webで掲載するに当たり、(例えば「本書は」としている部分は「本連載は」としていること、図版などの省略など)、表現を若干変更している点がありますが、その点ご了承ください。 ■オペレーティングシステム 今どきのコンピュータにはオペレーティングシステム(OS:Operatin
LinuxなどでWindowsアプリケーションをネイティブ動作させる「Wine」が6月17日、メジャーバージョン「1.0」としてついに正式リリースされた。 Wine(Wine Is Not An Emulator)はWindowsのAPIをオープンソース技術によりLinux上に実装するプロジェクト。Windows OSをバーチャルマシン上で動作させる一般的な仮想化技術と異なり、Windows OSは不要。主にx86ベースのLinux上で、さまざまなWindowsアプリケーションがネイティブ動作するのが最大の特徴だ。 プロジェクトは1993年にスタート。その後さまざまな曲折があり、15年かけて1.0の公開にこぎつけた。 現在、Wineで動作するアプリケーションを報告する「AppDB」には、Photoshop CS2やゲームなどのスクリーンショットが掲載されている。
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