タグ

ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (6)

  • 見える場所に価値が宿る - レジデント初期研修用資料

    たとえば10億円ぐらいするCTスキャンの機械は、カバーを外すと、 そのへんのホームセンターで売られているようなアルミのアングル材で組まれていて、 基板もむき出しで、美しさだとか、精密さみたいな感覚とは遠い。素人である自分たちが、 ユーザーとして「中身」を見ても、CTスキャンには、あんまり価値があるように見えない。 フェラーリの車についている「跳ね馬」の紋章には、けっこうお金がかかっているらしい。 紋章はその代わり、けっこういい加減な固定をされていたり、ボディーを外したフェラーリは、 内部の配線だとか、エンジンやトランスミッションの構造だとか、必ずしも工学的に 突き詰められているわけではないらしい。 素人は「中身」を重視する 以前に「家を一軒自作しました」という日記を読んだことがある。公務員の人が、 材木を削り出すところから初めて、在来工法で、2階建ての我が家を一人で作るお話。 素人が人生

    ggg123
    ggg123 2009/02/22
    恐らくはだから、「自らの価値観に誠実な」仕事のやりかたというのは、「プロではない」のだと思う。/というか、価値観が美≒品質なんじゃないかと思う。日本では。そういう話を聞いたことがある。
  • 欺瞞と匿名がネット社会の本質 - レジデント初期研修用資料

    世田谷区の小学生が、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を使った、 独自の鬼ごっこを考え出して遊んでるなんてニュースが、なんだかすごく未来っぽい。 細かいルールは報道されていないけれど、基は普通の鬼ごっこ。 ゲーム機の通信機能を駆使して、「鬼が来た」だとか、「○○君が鬼になった」だとか、 お互いに情報を交換したり、あるいは鬼になった子供が偽情報流して「人間側」の混乱を はかったり、情報戦になるらしい。 「DS鬼ごっこ」に感じたわくわく感、今まで見たことのないものを見たときに感じる、 前向きな違和感みたいなものというのは、「誰もが欺瞞情報を流せる」というところなんだと思う。 トランシーバー鬼ごっこの頃 子供の頃にはトランシーバーが流行ってて、鬼ごっこだとかかくれんぼだとか、 そんなときに誰かがおもちゃのトランシーバー持ち込んで、おしゃべりしながら遊んだ記憶がある。 トランシーバーみたい

    ggg123
    ggg123 2008/07/24
    遊びならそれでいいんだよね。遊びなら。
  • 思考と暴力の相補性 - レジデント初期研修用資料

    父親が亡くなったとき、もちろん葬儀を行う必要があって、 大学の人達に葬儀社を推薦していただいた。 「先生ぐらいの方であれば、このぐらいの規模は必要かと存じます」なんて、腰の低い葬儀社の人が 相談に乗ってくれた。「800万円」の後半を請求された。すごい業績を残された方でしたとか、 大勢の人がいらっしゃいますから、大きな会場が必要ですとか、何だかいろいろ声をかけてもらったんだけれど、 よく覚えていない。 身内亡くなったばっかりで、みんな頭真っ白で、それでもさすがに、800万円の請求書見て目が覚めた。 払えるわけない。ハンコ押す一歩手前だったけれど、その日はお引き取りいただいて、 それでも葬儀の日程だけは、「いい人」達の提案に逆らえなかった。 夜になって、ようやくみんな考えた。「値切ろう」なんて話になって、翌日来ていただいて、 「お金払えません」なんて頭下げた。同じ条件で、200万円以上値引いて

  • レジデント初期研修用資料: 「暴走する正しさ」を止める論理

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 妥協の産物と思われたやりかたが、実は最適解だったりすることは、 実世界ではたぶん、けっこう多い。 場当たり的なやりかたは、たいていの場合うまくいく。うまい具合に廻っていたのに、 誰か偉い人が「もっと正しいやりかた」を提案すると、 そのやりかたは軽快さを失って、効率が悪くなってしまう。正しいはずなのに。 「正しいやりかた」は、まずいやりかた。現場はたいてい、そのことをよく理解しているのに、 「今が一番いいんだ」ということをうまく説明できない。 「正しさ」を掲げて、最適目指して走りだした原理主義者を止めるのは、当に難しい。 妥協の産物と真正品と ログの記録が可能なリアルタイムチャット「Linger」は、 疑似リアルタイムの「twitter」より

  • twitter を中心にした文章生成作法 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります この数ヶ月間のやりかた。そこそこうまくいく。 アイデア出しと、それを文章にするまで。あと必要な「量」のお話。 アイデアは一瞬で腐る アイデア出しは twitter 。twit という専用ツールを常時起動しておくと、 クリックから書き込み可能になるまで0.5 秒ぐらい。 「コンマ秒」を追求するのは、アイデアを出すときにはとても大切。 アイデアが浮かんでから、それを文章に定着させるまでの時間というのは、短ければ短いほどいい。 「1 時間を10分に」なんてスケールではなくて、1 分では遅すぎて、最低でも1 秒以内、 「コンマ秒」を縮められるなら、ツールを総とっかえしてもいいぐらいに大切。 アイデアは、生まれた瞬間から腐りはじめて、すぐに蒸発する。

    ggg123
    ggg123 2007/12/14
    この人、面白い。発想がスティーブン・キングを思わせる。Twitterについて書かれたもので、初めてやってみようかなと思わせてくれたエントリ。
  • レジデント初期研修用資料: もの言う国民が集まる国

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります たとえば「産科医が幸せに微笑む社会」はもう来ないだろうけれど、 「産科医が笑顔を作らざるを得ない状況」を作り出すことはできる。 医者から笑顔が消えて、僻地医療の現場には人がいなくなってしまったけれど、 今さら医者を笑わせる制度を作っても、たぶん現場は戻らない。 「あるべき状況」の定義と、それを実現する構造設計のお話。 構造変化を拒否する何か 産科とか小児科、あるいは僻地医療。折れた心は修復できないけれど、 「問題を強引に解決する構造」は作れる。 僻地の病院にはいつも元気いっぱいの産科医があふれかえって、 夜中であっても、医師は笑顔で患者を迎える。もちろん予算は現状のまま たとえば「あるべき医療」をこんなふうに定義するなら、必要なのは「人数配分

  • 1