お互い会ってみたかったという教育界でチャレンジを続ける2人、探究学舎代表の宝槻泰伸さんと、中学時代に起業し、高校1年生で母校を買収した大学生起業家、TimeLeap代表取締役の仁禮彩香さん。いずれも子どもたちの自ら学びたいという気持ちを引き出す教育を実践している。 だが、これだけ日本の教育の改革の必要性が叫ばれているにも関わらず、教育現場は遅々として変わらない。その状況は2人の目にはどう映っているのだろうか。 —— 宝槻さんは小学生向けに「驚きと感動」を提供する教室「探究学舎」を、仁禮さんは10代を中心に「起業家教育」を打ち出したプログラム「TimeLeap Academy(以下、TimeLeap)」を運営しています。一律の学科教育を重視する公教育や受験一辺倒の塾とは一線を画し、得意や興味を伸ばす独自の学びの場を掲げるお二人ですが、お互いをどのように見ていらっしゃるのでしょうか? 仁禮彩香