枠にとらわれないユニークな才能をもつ子どもたちに学びと活躍の場を与えてきた「異才発掘プロジェクトROCKET」出身の研究者が、このほど起業した。ROCKETに参加した小学生から高校生までの子どもたち130人以上と向き合ってきた東京大学先端科学技術研究センター協力研究員の福本理恵さん。約5年間の経験の中で、子どもたち一人ひとりに合う学習ツール開発の必要性を痛感したのが会社設立のきっかけという。そん
中学2年で起業し、今年Forbes 30 UNDER 30 JAPAN ston特別賞にも選出された仁禮彩香さん。ママである私たちとしては、自分の夢を実現し、輝いている彼女がどのような幼少期を過ごしてきたのか?とても知りたいところです。 仁禮さんの原点である湘南インターナショナルスクールの魅力とともに、子ども時代のストーリーを仁禮さんご本人に語っていただきました。 前回は彼女の幼少期の豊かな教育体験から、子どもの頃から主体的に生きるたくさんの子育てのヒントを学びました。 今回は、仁禮さんの起業のきっかけとなったさまざまな出会い、そして教育事業に取り組んでいる仁禮さんから、これから未来へ羽ばたく子どもたちが「自分の人生を切り拓く力」を育むために、ママたちへ伝えたいメッセージをお届けします。 14歳で起業した大学生「今の私を作った“考える”教育」 「彩香が幸せならお父さんは幸せ」と 父はいつも
中学2年で起業し、今年Forbes 30 UNDER 30 JAPAN ston特別賞にも選出された仁禮彩香さん。その事業内容も気になるとこtろですが、ママである私たちとしては、自分の夢を実現し、輝いている彼女がどのような幼少期を過ごしてきたのか?とても知りたいところです。そこで、仁禮さんの原点である湘南インターナショナルスクールの魅力とともに、子ども時代のストーリーをご本人に語っていただきました。 子どもと全力で向き合う校長を見て “この人なら任せられる” 「今の私があるのは、幼稚園から小学校まで通っていた湘南インターナショナルスクール(以下SIS)と母の影響が大きいと思っています。 母は私を産む前に、幼稚園の先生をしていました。母が勤めていた幼稚園は子どもと向き合う時間よりも、連絡帳を毎日書くなど親へのサービスの時間が長く母はもっと子どもたち一人一人の状態を把握したり、感情に寄り添った
「考える力」と「伝える力」が重要であることは日本の教育界も認識しています。 その一例が、大学入試における共通テストへの「記述式」の導入です。 子どもの能力を引き出す2つの問い 制度上の不安から現時点では棚上げされていますが、文部科学省が「知識偏重」の教育から「思考力重視」の教育にシフトしようとしていることは明らかです。 しかし、「考える力」「伝える力」というものは本来、受験勉強の一環として一朝一夕で身につけられるものではありません。ましてや先生から座学で教わることでもありません。 小さなときから自分で考え、それを伝える経験を積むことでしか身につかないものです。 欧米では、その最初の教材として絵本を使うのです。 実際、アメリカ人の家庭や幼児教育の現場の読み聞かせの様子を聞いていると、次の2つの問いかけが頻出します。 「あなたはどう思う?(What do you think?)」 「なぜそう思
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テレビ朝日が“withコロナ時代”に全社を挙げて取り組む初の試み『未来をここからプロジェクト』。 本プロジェクトの先陣を切る『報道ステーション』では、10月26日(月)~30日(金)の5日間にわたり、「未来への入り口」というコンセプトのもと、多岐にわたる分野で時代の最先端を走る「人」を特集する新企画『未来を人から』を展開。 第3回に登場したのは、現役大学生にして教育ビジネスを手掛ける起業家の仁禮彩香(にれい・あやか)さんだ。 ※YouTube完全版動画はこちら 中学2年で起業し、高校1年時にはかつて自身が通った母校を買収。23歳になった現在は慶應義塾大学総合政策学部に在籍しつつ、教育事業をおこなう株式会社TimeLeapを経営している。 経済誌『フォーブス』日本版で“世界を変える「30歳未満の30人」”に選ばれた経歴を持つ、若くして凄腕経営者である彼女はいま、教育界に一石を投じ続けている。
Stanford大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、Stanford Online High Schoolスタートアッププロジェクトに参加。2016年より校長に就任。 現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて、教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。2001年、東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2002年より渡米し、2003年にTexas A&M大学哲学修士修了。著書に『全米トップ校が教える 自己肯定感の育て方』 (朝日新書)、『「ダメ子育て」を科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと』(SB新書)、『スタンフォードが中高生に教えていること』(SB新書)などがある。 スタンフォード式生き抜く力 全米トップ校の白熱授業を再現した『スタンフォード式生き抜く力』。 予測不可能な
コロナ禍においては、学校の授業も従来の方法から変更を余儀なくされ、オンラインを導入するところが増えています。しかし、その学習効果を不安視する保護者は少なくありません。ハーバード大学、東京大学、開成高校のそれぞれで教鞭をとったベテラン教育者で、東京大学名誉教授・北鎌倉女子学園学園長の柳沢幸雄氏が、子どもたちの現状を伝えるとともに、不安を抱える親へアドバイスします。※本連載は、『「頭のいい子」の親がしている60のこと』(PHPエディターズ・グループ)より一部を抜粋・再編集したものです。 「国際」と名のつく学校の「国際度合い」を確認 最近では、「国際」と名前がつく中学校や高校が多くなりました。高校では、私立だけでなく、都立、県立などの公立にも多くなっていることに目を見張ります。どんなふうに「国際的」なのかは、学校によって違います。 授業の多くを英語で行う学校もありますし、帰国子女や留学してきた外
プリンストン大学で英語とクリエイティブ・ライティングの学士号、ニューヨークの名門芸術大学プラット・インスティテュートでインダストリアル・デザインの修士号を取得。「喜びの美学」サイト創設者。世界的イノベーションファームIDEOのニューヨークオフィスのデザインディレクターを務め、ターゲット、コンデナスト、アメリカン・エキスプレス、ペプシコなど世界の名だたる企業や米政府のデザイン、ブランド戦略に携わった。デザインと喜びのエキスパートとして、ニューヨークタイムズ紙、ワイアード誌、ファストカンパニー誌などで取り上げられてきた。現在はIDEOフェロー。8年を投じて書き上げた本書は、アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)、アリアナ・ハフィントン(ハフポスト創設者)、スーザン・ケイン(全米200万部『QUIET』著者)、デイヴィッド・ケリー(IDEO創設者)らに絶賛を受けた他、ダニエル・ピンク
人間の心や頭の発達にとって、子ども時代は重要な意味を持ちます。近年、傷つきやすい若者、すぐキレる若者、頑張れない若者が散見されるのは、学力や知力とは関係ない、何か他の能力の不足が関係している――と、心理学博士の榎本博明氏は語ります。ここでは、その能力とは何か、どうしたら高められるのかを紹介します。本連載は、榎本博明著『伸びる子どもは〇〇がすごい』(日本経済新聞出版)から一部を抜粋・編集したものです。 小学校入学前なのに、週3~4日で習い事に通う子も 早期教育全盛の時代である。早期教育とは、乳幼児期から才能開発あるいは就学後の学習の先取りを目的として行われる教育をさすが、多くの子どもたちが、学習塾や何らかの習い事に通っている。すでに小学校に入る前から、週に3日も4日も塾や習い事に通う子も珍しくない。 わが子のしつけや教育について真剣に考える親の中には、こんなに幼い頃から学習塾に通わせたり習い
サークルの人気者“イモニイ” 姉の詠子さんは、その話を聞いて、ふたりの弟についてこう話してくれた。 「アツ(温也)は、気持ちはすごく活発で、たぶん健常者だったら好きなところへビューンと行ってしまうような子だったと思います。だから、ハルをうらやましいと思うこともあっただろうし、ハルもそれを感じていたんじゃないかな。 何かと親戚で集まって大勢で食事をすることも多かったけど、いつもハルが面白いことをして、みんなを笑わせていましたね。ほめられるのは嫌いだけど、そうやってみんなをほぐしてくれる存在でした」 東京大学の入学ガイダンスで、井本さんは、知り合いもなくポツンとひとりでいた山根隆男さん(53)に声をかけた。 「僕は2浪して京都から上京してきたから、知り合いもいなくてひとりで座ってたんです。あいつは友達に囲まれてワイワイ楽しそうでしたね。でも僕を見つけて声をかけてくれました。第一印象もその後もず
東大合格の日は自宅に帰らず 「英語がいちばん成績よかったけど、やっぱり身にはついていないんです(笑)。テスト勉強ってまじめにやればできるけど、やっぱり本物の力は、おもしろがって自分で問いを立てたり考えたりしないと身につかない。 数学は、小学校5年生のころから問題を作っていて、あるとき塾の先生に問題を出したら、先生が僕が考えていたものとは違う答えを出したんです。僕の答えも正しいのに、違う答えがあった。そこに本質的な面白さを発見して、それから算数の問題を作るのがすごく面白くなりました」 中学、高校と成績もよく、東大へ。何がなんでも東大というよりも、受けてみたら合格したとサラリと話す。 「たまたま東大に入ったけど、どこでもよかったんですよ。教員になるつもりだったけど教育学部に行こうとも思わなかったし、何も考えてなかった。数学が好きだから入って、勉強もせずにテニスのサークルに明け暮れた4年間でした
中2のころ、教師になると思った 「公園で友達と遊んでいたら、その子のお母さんが来て、ハルちゃんと遊んじゃダメでしょ、って連れて帰っちゃうことも。学校にも苦情がたくさん来てたみたいですね。母親が授業参観で学校に来ると、仲よかったお母さんに知らん顔されたって言ってました」 人をいじめることはなく、友達が笑って喜ぶことを率先してやっていただけだが、家に苦情の電話がかかってくるたび、母と一緒に謝りに行くのが日課のようなものだった。 「勉強しろって言われたことは1度もないんです。世間とか常識とか、そういうこともあんまり言われたことがない。うちはみんな自由な家系なんですね」 そんな状態から中学受験に向かったきっかけは、いちばん仲がよかった友達と遊べなくなったことだった。 「理由を聞いたら受験をするから塾に通い始めたって言うんです。僕は野球に夢中だったんだけど、塾の日と重なっていたから“野球やめる!”っ
やんちゃで有名だった子ども時代 一方、「数理」は、栄光学園での数学の授業に近い内容だ。井本さんが時間をかけて用意した問題を生徒たちに提示する。短パンにサンダルばきの井本さんは、最初に謎なぞのような論理クイズを出して緊張ぎみの子どもたちをほぐし、子どもたちをあだ名や下の名前で呼ぶ。みんなに渡したプリントには9つの点が書かれていた。 「この9つの点のうち、4つの点を通る円をすべて書いてください。同じ半径の円は同じ種類と考えます」 「表現・コミュニケーション教室」「数理的思考教室」のどちらも共通して、子どもたちが試行錯誤して自分で考えることに主眼を置いている 撮影/近藤陽介 授業ではたった1問だけしか問題を出さないこともある。あとは生徒が各自で考え、友達と相談して一緒にアイデアを出し合う。生徒がウロウロと教室を歩き回ることも、黒板を使って解くこともある。生徒たちはパズルやゲームにチャレンジするよ
「表現・コミュニケーション教室」「数理的思考教室」のどちらも共通して、子どもたちが試行錯誤して自分で考えることに主眼を置いている 撮影/近藤陽介 有名進学校から東大のエリートコースを歩み母校の教師になったが、挫折を味わった井本陽久(はるひさ)さん。教師という枠にとらわれていたことに気づき、成績を上げるのではなく自分で考える学びの場を作った。“ふざけ・いたずら・ズル・脱線”によって、子どもたちが生き生きと輝ける環境づくりとは──。 ねらいは「上手に発表できること」ではない 「僕ね、子どもたちが笑顔で生き生きしているのを見るとうれしくなるんですよ。成績とか学力なんて上がんなくていい。そんなこと幸せには全く関係ないから」 井本陽久さん(51)は、昨年4月に栄光学園中学校・高等学校を辞め、数学の非常勤講師となった。栄光学園は、養老孟司さんを輩出した鎌倉市内の名門校。東大合格者数は全国トップ10に入
鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします 怒るというより「虐める」に近いほど子供を叱りつけてしまうと落ち込む、3人の子育てに奮闘中の38歳母親。自分は性格破綻者なのかと自己嫌悪に陥る相談者に、鴻上尚史が「怒ることでは、子供は成長しない」と答えた意図は? 【相談82】子どもを叱り過ぎてしまい、怒るというか、むしろ「虐めている」に近い状況のときがあります(38歳 女性 ハルコ) 鴻上さん、はじめまして。38
1973年京都市生まれ。96年東京大学経済学部卒業。教育分野を中心に「プレジデントFamily」「ReseMom」「NewsPicks」「『未来の教室』通信」(経済産業省)などさまざまなメディアで取材、執筆を続けている。初の自著『子育てベスト100』(ダイヤモンド社)はAmazon総合1位、17万部のベストセラーに。ほか著書に『ちょっと気になる子育ての困りごと解決ブック!』(大和書房)がある。 子育てベスト100 ハーバード大、スタンフォード大、シカゴ大……一流研究者の200以上の資料×膨大な取材から厳選した「最も子どものためになること」とは? 最新の知見に基づき、最良の子育て法を収録した『子育てベスト100』から、「子どもに今すぐにでもやってあげたい」ことを紹介します。 バックナンバー一覧 新型コロナウィルスの影響で、世の中が大きく変わりつつある。そんな変化の激しい現代において「子どもに
大分市で、幼児から高校生まで無学年制のオンラインとオフラインの英語教室を主宰する廣津留真理さん。廣津留さんが編み出したはじめから難しいことをする「ロケットスタート型」の独自の英語学習をベースにして、一人娘のすみれさんは、海外滞在経験なしに大分の公立高校からハーバード大学に現役合格&首席卒業。 そんな廣津留さんの英語教室では、たった週1回75分のレッスンで幼児が英検3級(中学卒業レベル)、小学生が英検2級(高校卒業レベル)に合格する例が続出している。イエール大学や東京大学、国立大学医学部といった難関大学に合格する教え子たちも。 英語指導にとどまらず、子育てに関するセミナーや、現役ハーバード生を講師陣に迎えるサマースクールSummer in JAPANを毎年主催するなど、これまで約800人の現役ハーバード生に関わり、のべ1万人以上の親子を見てきた廣津留さんに、前回の記事に続き、子どもを伸ばす親
Stanford大学哲学博士修了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、Stanford Online High Schoolスタートアッププロジェクトに参加。2016年より校長に就任。 現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて、教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。2001年、東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2002年より渡米し、2003年にTexas A&M大学哲学修士修了。著書に『全米トップ校が教える 自己肯定感の育て方』 (朝日新書)、『「ダメ子育て」を科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと』(SB新書)、『スタンフォードが中高生に教えていること』(SB新書)などがある。 スタンフォード式生き抜く力 全米トップ校の白熱授業を再現した『スタンフォード式生き抜く力』。 予測不可能な
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