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美学に関するhighcampusのブックマーク (1)

  • ムーサとセイレーン 岡田温司 topics1.html

    歌の起源、ギリシア神話によればそれは、最高神ゼウスと記憶の女神ムネモシュネーとのあいだに生まれた9人のムーサ(詩神)たちにあるという。詩人たちをして歌へと駆り立てるのは、まさに彼女たちから与えられる霊感である。だが、それだけではない。ギリシア神話にはまた、謎めいた別の原初の歌い手が登場する。セイレーンたちである。 ホメロスの『オデュッセイア』(第12歌)によれば、上半身は女で下半身は鳥の姿をしたこの海の怪物は、「すき通るような声で歌い、人の心を魅了する」が★1、ひとたびその声を耳にするや、待っているのは死にほかならない。死とも踵を接しているほどに抗しがたい歌声の魅力。それゆえセイレーンたちの周りには、白骨と化した船乗りたちの屍骸がうず高く積まれているのだ。 だが、それにもかかわらず(それゆえにであろうか)、その「神変不思議な」歌声を聞きたいと欲したオデュッセウスは、魔女キルケーの忠告ど

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